午後から地域基幹病院の地域連携室から患者紹介の電話がありました。
患者様の住所が、当院の近くとのことでの紹介です。
補足説明 : 地域連携室
最近 医療関係者以外の方も読んでくれているので、用語の解説を
なるべくしたいと思います。
入院ベットを持たない診療所と、入院設備を持っている病院の間では、
診療の協力が行われています。
診療所では、精密検査や入院が必要となった場合には
病院へ紹介します。
病院は、病態が落ち着いてきた患者様が安心して ご自宅へ
帰宅できるように、地域の診療所を紹介します。
このような「病院-診療所」のやり取りを円滑に行ってくれる部署が
地域連携室や病診連携室です。
こっちも「紹介」ということなので「診療情報提供書」が来ることを待っていました。
補足説明 : 診療情報提供書
「病院-診療所」などで患者様が移動する際に、主治医が作成する書類です。
この書類には、過去にかかった病気や現在の様子、飲んでいる薬などの
情報が記載されています。
しばらくして、患者様が当院へ到着。
色々話を聴くと「診療情報提供書」は、病院からはもらっていない様子。
��??
この「診療情報提供書」がないと、どういった治療が必要で、
今 何の薬を飲んでいるかが分かりません。
うちの事務が さっそく、地域連携室へ確認の電話を入れました。
が、担当者不在と事で、確認してFAXをくれるとのこと。
待つこと40分・・・。
ようやくFAXがやってきました。
「病診連携」「地域連携」 名前は、かっこいいです。
が、実務が伴わなければ、意味がありません。
当院側にも、最初の連絡時に「診療情報提供書」の有無を確認しなかった
落ち度もあります。
結果的に、不利益をこうむるのは患者様です。(時間がかかる・・・)
今回のことを教訓に、今後は紹介を受ける側も気をつけたいと思います。
にしても・・・ 今回はやられた。
いつもは書類と一緒に患者様が当院へ来院するのになぁ・・。
0 件のコメント:
コメントを投稿