2006年10月24日火曜日

在宅での停電・瞬停停電・電圧低下 その2

在宅医療に携わってからは、電気関係で困らない為には
どうするかを考えました。

今日の内容はちょっと前のお話です。
ちょっとって数ヶ月前なんですけどね。


色々考えてみました。  
そこで、実際に在宅での電気はどうなっているんだい? 

うぅ~ 24時間 私がテスタをコンセントに入れているわけにもいかないしぃ~
おぉ~ 電圧が下がってきたぞ~ 電圧降下じゃ~  ・・・・ 無理です。


そうだ、ちょっと知り合いに相談してみよう。
メールだと時間がかかるから、今日は直接携帯電話だ。えーーい ポチポチ。

  「もしもし、○○です。」
  おっ 珍しく携帯に出たぞ。普段はなかなか出ないのに。
  「お久しぶりです。」
  「おっ 久しぶり」
  「実は、在宅で~ ~ ~ なんだけど。なにかアイディアを下さい」
  「それなら、○IOKIの電圧レコーダーがいいんじゃないかな」

  さすが、○○さん!! 自分のオシロスコープを持っているだけのことはある!!
  たぶん 個人でオシロスコープを買った臨床工学技士はあなただけですよ!!

  さっそく、在宅での電圧測定をしたことをBossに相談。
  Bossの了解を得ました。

  が、電圧レコーダーがない。

そりゃそうだ、総合病院でME室があるところなら別ですが・・・。
○IOKIに電話して、自腹で有償でも借りるかなぁ~。

そんな話をメーカーさんとしていたら、
「それ、うちにありますよ。」
「えっ 本当ですか?でもなぜ?」
「いやぁ~ 在宅で人工呼吸器を使用するにあたり、調べることがあるのです。」

偉いよ。アイ・○○・アイ。
そして借りた電圧レコーダーは、「HIOKI 8807」
この電圧レコーダーは以前、使用したことがありました。

測定チャンネルは 2チャンネル。
��チャンネルで雷サージと電圧低下の測定を実施しました。

実際には、サージと電圧ドロップでは測定時間軸の設定に注意が必要です。
この変は、マニアックになるので書きません。

う~ん 気になるなぁ~ と言う そこのあなた。
もし、同じように測定する機会があり、困ったときは
HIOKIに測定方法の相談をすると、とても親切にアドバイスをくれます。
  
測定は、在宅で人工呼吸器を使用しているご本人・ご家族の了承を得て行いました。
��当たり前ですが・・・)

��週間の設置。
結果は、異常なし。設置している間に、雷雲が通過した日もあり、
サージが写るかと思いましたが・・・。
  
なかなか思うようにはいかないものです。

現在では、ご自宅で医療機器を使用されている場合には、
サージフィルターの設置をお願いしています。

この電圧レコダーは、再チャレンジしたいと思っています。

4 件のコメント:

  1.  8807、会社にあります。ch数は少ないものの小さくてデータをPCカードに落とせるので大好きです。テスタにもPCに測定データを送れるものがありますね。サンプリングタイムは8807とは桁違いに遅いのですが・・・
     瞬停/瞬降・電圧降下の調査は、プラントを職場にする私も興味あります。電源系のトラブルも結構多いんです。夏・冬で家のしゃ断器が飛ぶリスクを減らすために、消費電流のピーク値もチェックしたほうがよろしいかもしれませんね。

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  2. いつも、興味深く拝見しています。
    是非、私のブログにも遊びに来てください。
    内容は、医療と関係ないものですけど・・・・
    htpp://minapon.at.webry.info/です(*^。^*)

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  3. ��ばるびーさん
    コメントありがとうございます。
    まさか、8807ネタでコメントが入るとは
    思ってもみませんでした。
    嬉しいです。
    「消費電流のピーク値」ご指摘ありがとう
    ございます。
    コメントを呼んで「はっ!!」としました。
    実は、今回はあまり記載をしなかったのですが、在宅医療では生命に関係する機械のみ
    独立ブレーカを設置しています。
    近々その話をブログで書きたいと思います。
    ばるびーさんのブログも拝見させて
    いただきます。
    また、見に来てください。

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  4. ��リンゴさん
    いつもコメントありがとうございます。
    さっそく、リンゴさんのブログにも
    遊びに行きたいと思います。
    コメント欄へのHNは「snowman」です。

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