2006年10月7日土曜日

医療業界の転換期は?

ちょっと今日は、考えました。


医療保険費の増額を抑えるために、社会保険庁はあの手・この手を
打ち出してきます。
全国津々浦々の病院・診療所は2年に1度の保険点数の改訂ごとに
病院運営の方向性を微調整しています。

日本の企業は、バブル経済破綻後に大きな転換期を向かえました。
不況の中、多くの企業が倒産し経営統合などの大きな変化がありました。

「年功序列」の崩壊や「成果主義の導入」もその1つだと思っています。
元来、訪米諸国は「成果主義」が中心であり、年齢に関係なく
「仕事ができる人」は給料が高いわけです。

そして、いよいよ日本企業にも「成果主義」が浸透してきました。
先日のネット上のニュースには、同年代の年収格差が1.84倍、
『「成果主義や能力主義」が浸透してきた』と記載されていました。

最近になり「医療業界」でも「成果主義」がみられるようになってきました。
人事考課もその一環です。

個人的には「成果主義」は大歓迎です。
ただし、評価体系に一定の基準があることが前提です。
評価者(上司)の感情で、左右される人事考課は不適切です。


まとめ
「成果主義」は決して新しいビジネススタイルではないですが、
保守的な医療業界から考えれば「新しい」と言えると思います。
医療業界も一つの業種として、新しいビジネススタイルの波に乗っていかないと
淘汰されていくのではないでしょうか。


2 件のコメント:

  1. 看護学生の時に、ハワイに修学旅行に行ってきました。とある病院に見学に行きました。
    訪問して1番感じたのは、日本の病院みたいに消毒の臭いが全然しませんでした。
    そして、もっと驚いたのは入院期間の短さです。日本では、心臓のopeで退院までに約1ヶ月はかかりますが、そこの病院は1週間でした。日本では、ありえない期間です。
    部屋は、全て個室。そして、中はホテルなみで手ぶらで入院できます。
    出産では、翌日に退院です。驚きですよね。
    退院後は、ホームドクターに、任せるんだそうです。
    さて、私は、お風呂に入ってレポの続きを・・・(~_~;)
    認定看護師になるには、症例レポも必要なので私だけが焦っても仕方ないですね。それでも、準備としてセミナーには出来るだけ参加しています。少し焦りながら、気長に頑張ります。

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  2. ��リンゴさん
     海外の病院を見学する機会があったのは
     貴重ですね。うらやましいです!!
     国内の病院も個室化が
     少しずつ進んできています。
     個室にした分、プライベートは
     確立されますね。
     その分、個人への負担額は
     増えますが・・・。
     このような傾向も、医療転換期なんですな。 
     

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