2006年10月13日金曜日

診療報酬の「定額制」の検討?

先日インターネット上のニュースに
「75歳以上に「定額制」厚生労働省が検討」と記載されていた。

「定額制」・・・どこかで聞いた言葉ですが・・・
あっ 携帯電話の通話料だ!!

しかも、この高齢者の定額制は次回の診療報酬の改定(2008年春)からの
実施を検討しているようです。
次回の改定も間違いなく、マイナス改訂ですな。
そもそも、医療費を圧縮したいわけですから全体でプラス改訂はありえないわけです。

私の祖父・祖母は75歳以上だから 実施されると「定額制」になるわけです。

補足説明:現行の診療制度は「出来高制」と言われ、手術、検査など診療行為ごとに
点数が決められ、その合計が治療費となります。


さて、もしこの定額制が導入されたらどうなるでしょうか?

「定額」なので、処置・投薬などを実施した場合に「定額」を超えた分は病院負担と
なるわけです。
逆に、処置・投薬が少なく治療できれば「定額」との差額分が病院利益となります。
利益を追求する施設は過小診療となりかねません。

医師の技術にランキングやら、リハビリ点数打ち切り、定額制度の導入・・・
あの手、この手ってやつですね。

��008年春の改定を考えて次の1手を考えておいた方が、よさそうです。

改定に関して、医療事務のプロは次の1手に何を考えているのかなぁ~。

2 件のコメント:

  1. この話題、今朝のラジオでやってました。
    そこでも色々と話されていましたが、日本の医療制度もアメリカちっくになっていくんでしょうか・・・。
    と、部長とも何日か前に話していたばかりです。

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  2. ��らんまるさん
     コメントありがとうございます(^O^)
     やはり、アメリカの医療制度のようになって
     いくのではないかなぁ~と思っています。
     今後は、自由診療枠が、もっと拡大して
     いくのではないか・・・と。
     
     部長は、今日は南の島ですね。
     (島と言うには、あまりにデカイ!!)
     日ごろのストレスを発散してきて
     欲しいものです。
     また遊びに行きますね。

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