2026年4月2日

【重要】2026年3月末 Gmail仕様変更(POP受信廃止)の概要と対策

【重要】2026年3月末 Gmail仕様変更(POP受信廃止)の概要と対策
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重要なお知らせ

2026年3月末
Gmail POP受信廃止の概要と対策

📅 2026年3月 🏷 Gmail / メール管理 ⏱ 読了 約3分

■ 変更内容のまとめ

時期
2026年3月末(新規設定の終了)
2026年後半(機能の完全廃止)
対象
ウェブ版Gmailの「他のアカウントのメールを確認(POP3)」および「Gmailify」
影響
みなさんご存知でしたか?ブラウザのGmail画面で、OutlookやプロバイダメールをPOP受信して1か所に集約する方法が利用できなくなります。私、POP受信して1箇所管理していました。この機能が使えなくなるのは残念ですが、時代の流れと思っています。私は、「転送」に移行しました。
PHASE 1 — 2026.03末
新規設定の終了
POP3・Gmailify の新規追加が不可に。既存設定は引き続き動作します。
PHASE 2 — 2026年後半
機能の完全廃止
既存設定も含めてPOP受信が停止。事前の移行が必須となります。今の所、具体的な日にちは示されていません。

📋今後の移行プラン(推奨案)

受信の集約 ── 転送設定を使う

Outlookや別のGmailアカウント側で「自動転送」を設定し、メインのGmailアドレス宛にメールを飛ばすようにします。

✓ メリット:POP受信よりリアルタイムに届く

送信の設定 ── 差出人アドレスを維持する

Gmailの 「設定」>「アカウントとインポート」>「名前」 セクションで、各メールアドレスを送信元として登録(SMTP設定)します。

  • 1 Gmailの設定画面を開く
  • 2 「アカウントとインポート」タブを選択
  • 3 「名前」セクションでSMTP情報を入力して追加
  • 4 「メールを受信したアドレスから返信する」にチェックを入れる

Gmail同士の管理 ── 代替機能を活用する

「メールの委譲」機能や、ブラウザの「アカウント切り替え」を利用することで、POP受信を使わずに複数のGmailを効率よく管理できます。

✓ メリット:シンプルで管理しやすい

⚠️注意事項

  • Outlookを送信元として使い続ける場合、Microsoft側のセキュリティ要件(アプリパスワードや先進認証)の確認が別途必要になる場合があります。
  • 転送設定への切り替え後は、正しくメールが届くかテスト送信を行うことをお勧めします。
Tech Info Blog 最終更新:2026年3月

2026年4月1日

新卒メディカルスタッフへ — 入職おめでとうございます

新卒メディカルスタッフへ — 入職おめでとうございます
2025年4月1日 — 入職おめでとうございます

白衣やスクラブを纏う、あなたへ。
新しい一歩を踏み出す君たちへ

医療の現場に新たに立つすべてのメディカルスタッフへ贈る言葉

今日、4月1日。桜が咲き誇るこの季節に、あなたは医療という崇高な仕事の世界へ踏み出しました。長い年月をかけて積み重ねた学びと努力が、ついに実を結ぶ日です。そんな4月1日。わたしはAIの力により、HTMLでサクラの花びらを舞うことができるようになりました。

医療の現場は、教科書で学んだこととは異なる現実がたくさんあります。戸惑うこともあるでしょう。でも、それこそが「成長」の始まりです。あなたは今日から、誰かの命と人生に寄り添う存在になります。

医療の現場ではたらくために

🩺
患者を「人」として見る
病名ではなく、その人の生活、家族、思いに目を向けることが全人的医療の第一歩です。私はいい歳になりなりましたが、新卒で入職した際に上司によく言われました。「CEだから機械だけみるということは無い」今でも思い出します。
💬
わからなければ必ず聴く
「聞くことは恥ずかしい」ではありません。確認することが、最大の安全確保です。今の時代「さっき言ったんだけど・・・」「何度も聞くな」と言う先輩は減少しているはずです。少なくとも私が新卒で入職した時代は「見て覚える時代」から「教える時代」に移行していました。
🤝
チームで動く意識を持つ
医療は個人プレーではありません。多職種が協力してこそ、最良のケアが生まれます。今はチーム医療の時代です
🌱
自分自身を大切に
患者を守れるのは、あなたが健康でいるときだけ。休息と回復も、立派な仕事の一部です。これ教わる機会が少ないのではないかと思うのです。時には休む、時には「転職」を考えることも大切です。医療機関以外でも国家資格が活きる企業もあります。

先輩から後輩へ ― 心に刻んでほしい言葉(一応、みなさんよりも年上なので先輩ぶってみます)

「うまくいかない日も、必ずあります。でも、その夜に『今日の患者さんのために何ができただろう』と振り返れる人は、必ず成長します。完璧な医療者などいません。ただ、誠実に、謙虚に向き合い続ける人が、本当に信頼される存在になります。」

— 現場で働く先輩メディカルスタッフより

最初の1年を乗り越えるための5つのこと

  • 1
    毎日、小さな記録をつける 「今日学んだこと」「失敗したこと」「感動したこと」を書き留めると、1年後に驚くほどの成長を実感できます。小さな記録は、コツコツ積み上がります。私、手帳に沢山書きました。一部、判読不能な文字も(笑)
  • 2
    先輩への感謝を言葉にする 「ありがとうございます」「教えていただきたいのですが」——この言葉が、良い職場環境をつくる基礎となります。これは、自分が年長者になって良く分かりました。
  • 3
    失敗を隠さない ミスをしたとき、隠すことが最大の危険です。速やかな報告が患者を守り、あなた自身も守ります。
  • 4
    趣味や休息を手放さない 仕事だけの日々は長続きしません。オフの時間も大切にすることで、仕事への情熱を持ち続けられます。当直明けで遊びに行く体力があるのは、今だけです!!
  • 5
    「なぜ医療の道を選んだか」を忘れない 辛いときこそ、原点に戻ってください。あの日の志が、苦難を乗り越える力になります。
A message to new medical staff
あなたが選んだこの道は、
誰かの「生きる力」になる。

不安でいい。緊張していい。
それは、真剣に向き合っている証拠です。

医療の現場はあなたを待っています。
どうか自信を持って、そして謙虚に、歩んでいってください。

ようこそ、医療の世界へ。

2026年3月31日

【実録】交通事故でネット断絶。医療DX加算の「利用率カウント」はどうなる?

【実録】交通事故でネット断絶。医療DX加算の「利用率カウント」はどうなる?
実録レポート

【実録】交通事故でネット断絶。
医療DX加算の「利用率カウント」はどうなる?
各所に電話して分かった絶望的な現実(゚◇゚)ガーン

📅 2026年3月31日 ✍️ 医療技術部長 🏥 某クリニック

当院の前で発生した交通事故により、思いもよらない事態に巻き込まれました。オンライン資格確認(オン資)が丸一日停止し、「医療DX推進体制整備加算(DX加算)」への影響を懸念して各機関に問い合わせた結果——得られたのは、救済措置が存在しないという冷酷な現実でした(゚◇゚)ガーン

こんにちは。一昨日(3/29)、当院「クリニック」の前で発生した交通事故により、思いもよらない事態に巻き込まれました。事故の衝撃で電話線とインターネット回線が切断され、月曜日の16時30分まで、オンライン資格確認(オン資)が完全にストップしてしまったのです。

真っ先に頭をよぎったのは「医療DX推進体制整備加算(DX加算)」への影響でした。臨床工学技士なんだから医療機器のVPNを気にしなさい!!とX界隈の先輩方から言われそう。安心してください。うちには優秀な臨床工学技士(私以外)や診療放射線技師、総務スタッフがいるのです。指示しなくとも確認してくれます。 今やマイナ保険証の利用率は、診療報酬に直結するシビアな数字です。「外部の事故なのだから、何らかの救済措置があるだろう」と考え、各機関に問い合わせた結果を共有します。問合せは事務部の職員から対応してもらいました。結果を随時報告をもらいました。

1オン資ポータルサイトへの問い合わせ

まずはポータルサイトへ。状況を説明し、下記の質問をしました。

質問 「事故で回線が切れた。この間の利用率カウントがDX加算の要件に影響するが、どうすればよいか?」
回答 「ここでは個別の加算については回答できません。厚生局にお問い合わせください。」

2厚生局への問い合わせ

言われるままに厚生局へ。ポータルサイト経由であることも伝え、質問しました。

質問 「事故による不可抗力です。利用率のズレをどのように考慮していただけるのか?」
回答 「事情は理解しており、利用率にズレが生じることも認識しています。しかし、厚生局として件数の修正や対応はできません。支払基金と国保連合会にお問い合わせください。」

3支払基金・国保連合会への問い合わせ

最後の望みをかけて、審査支払機関へ。これまでの経緯をすべて説明しました。

質問 (これまでの経緯をすべて説明)
回答 「……対応できません。」
結論:どこに電話しても「不可抗力の事故であっても、カウントされないものはカウントされない」という現実を突きつけられました(゚◇゚)ガーン

!浮き彫りになった「DXの脆さ」と「事前対策の欠如」

⚠ 今回の件で痛感した2つのポイント
  • カウントの救済措置がない 自然災害や交通事故によって回線が物理的に切断された場合、その期間の「分母(処方箋受付数等)」は増え続ける一方、「分子(マイナ保険証利用数)」はゼロになります。1日程度であれば誤差の範囲かもしれませんが、復旧に数日・数週間かかる場合は、加算のランク落ちを招くリスクがあります。
  • 代替手段のハードルが異常に高い オン資はNTTのVPN(NGN網)という専用回線に紐付いています。一般的なネット回線のように、モバイルWi-Fiをすぐに接続して「即時復旧」とはいきません。IP設定やルーター構成を専門知識のない担当者が即座に変更することは、事実上不可能です。

まとめ

当院の場合、不通だったのは診療日のほぼ1日。DX加算への影響は最小限で済む見込みですが、もしこれが大規模な自然災害や、より長期の断線だったとしたら……と考えるとゾッとします。

「医療DX」と謳いながら、その基盤となるインフラ障害に対する救済スキームが、現場レベルでは全く整備されていない。これが現在の日本の医療現場が抱える、リアルなリスクです。

同じような境遇に立たされる医療機関が、今後現れないことを切に願います。こんな予防策をとっています!!というご意見や情報がありましたら、コメント頂けると嬉しいです。

著者 本職は臨床工学技士

引用・参考

  • 厚生労働省「医療DX推進体制整備加算」施設基準
  • 各公的機関(オン資ポータルサイト、厚生局、支払基金、国保連合会)への電話聴取(2026年3月31日実施)
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