もっとも多くの時間を費やすと思われがちなのがマニュアル作成ですが・・・
「マニュアルが必要」である時期は既に終わっています。
いまは「マニュアルは当然」なのです。
むしろマニュアルに沿って、手順が行われているか? 記録は?
マニュアルの更新はいつ誰がどのように行い、周知徹底を図っているのかが
焦点になります。
と、いっても うちのME室マニュアルなんてありません っていう所も多いはず。
現に、私が所属していた透析室のマニュアルは・・・ ハッ 恥ずかしくて書けない・・・
でも、私が作ったモノじゃないから いいか~。
タイトルがあり、項目が箇条書きで書かれた薄っぺらいA4用紙が複数あるだけでした。
あるものは、コピーのしすぎで文字が薄くなり (原版はどうした?原版は!!)
あるものは、四隅の一部か切れて破損している (メモ用紙にしたのか?)
あるものは、どうみても黄ばんでいる (誰だ?マニュアルを日光浴させたのは?)
これでもまだ、院内のスタッフが
これは「マニュアルです!!」と思っている所がすでにおかしい!!
「病院機能評価」マラソン スタート地点に立つ前に
「準備運動とはなんぞや」の説明からしなくてはならない・・・。
この場合は『マニュアルとはなんぞや』の説明が必要です。
そもそも「マニュアル」とは、辞典「大辞林」で引くと。
手引き書。取扱(操作)説明書。手順書。
と、あるわけです。
誰がやっても、同じように出来るためのマニュアルですから、
誰が読んでも同じように読めることが必要です。
ある部署はA4用紙を横にして、ある部署はB5用紙を縦で使っています。
なんて ことは、ダメです。
マニュアルには表紙をつけて、目次が必要です。
それと可能であれば、いつ誰が作成したのかが入ればさらに良いでしょう。
いまいちイメージできない人は、自宅で家電用の取扱い説明書を見てみましょう。
参考になるはず。
それと余談ですが、マニュアルがある程度統一されたフォーマットで出来ていると、
サーベイヤーが見やすいのです。
と、いうことで 少しぐらい内容が抜けていても
綺麗さで補える面も多少あるはずです。
明日はマニュアル作成の実態について・・・を予定。
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