2006年9月28日木曜日

夜の続き・・・

昨夜23時に患者様のご家族から電話があり、
訪問することにしました。

患者様はNPPVを使用していて、圧力が高く胸部痛があるとのこと。
えっ 胸部痛?
と、よく聴くと 20時にうちのBossが一度往診しているとのこと。
��??

で、事態を要約すると。
どうやら介護の際に胸部をぶつけてしまった?
で、今は湿布で大丈夫だったが、NPPVを使い始めたら
胸部痛があるとのこと。
と、いうことで圧力を下げてもらえれば・・・とのこと。

行きますよ~~~


Bossの携帯電話へ連絡し状況の報告。
車で急いでいるときこそ、安全運転!!

で、早速 NPPVのIPAP圧の調整を開始・・・

そもそも、今回の胸部痛はNPPVを使用した事で胸郭が動き、
胸郭が動くことで痛みが出ているようです。肋間痛ってやつですか。

んじゃ~ IPAP圧を少し下げてみますか~
患者様が座位で
「マスクにかかる圧力を少し下げますね。痛みがなくなったら教えてください。」
少し下げたところで、患者様からOKサインが。

換気量はOk。
よし~ OK~。では、ベットで横になってみますか。
「ベットに横になってみましょう」

ベットに横になると・・・
眉間にしわを寄せています。痛みあり!!
「もう少し圧を下げますね。」
圧を下げていくと、OKサインでました。

当初の予定値よりIPAP値を下げたなぁ~

で、様子を見ようかと思ったときに
患者様より、呼吸苦の訴えが・・・

???
そうか、胸部痛が和らぐIPAP圧では、呼吸筋補助にならなくて
呼吸疲労を招いている・・・。


さて、まいった・・・。どうする。

胸郭が動かないようにタオル等で固定するか・・・
まずは、Bossと作戦会議だな~。
Bossへ連絡する。
作戦会議をした結果・・・
ちょっと今晩は、痛み止めも併用しようとのことになりました。

0:00を少しまわる頃 Boss到着。

胸郭部分はタオルを使用して固定。
痛み止めを使用しました。
患者様もウトウトしてきたことを確認して・・・退室です。

で、帰ってきたら1時。

もちろん、今日私だけ 訪問してきました。
昨日よりは、痛みが引いたそうです。

でも、油断は禁物!!
退室する際に、
「いつでも電話下さいね。」と話をしてきました。


病院のナースコールのように直ぐに駆けつけることはできません。
でも、24時間いつでも対応できることで ご自宅で安心して
療養生活を送ることが出来ればと思います。





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