2006年11月2日木曜日

勉強会に燃えた!!

今日は、夕方から神経筋疾患に関係する勉強会でした。
講師は、全国区で活躍される先生2名です。

ちょっと、今回書く内容は、技士さんにしか分からないかもしれません。
一般の方には、意味不明かも・・・。

内容は、神経筋疾患とNPPVに関係するものです。

私も1つ質問をさせて頂きました。
神経筋疾患の方にNPPVを導入すると、設定を変更していく必要が
あります。(当たり前ですが・・・)

で、神経筋疾患の場合でIPAPの変更方法、
特に圧を上げるときの割合をどのようにしていくのか・・・

どうよ!!オレの同級生のみんさん? 何かご意見ありますか?

急性期COPDでは、ガイドラインが出ています。
同様にALSもガイドラインは出ています。
NPPVガイドライン:日本呼吸器学会NPPVガイドライン作成委員会
           南江堂 ¥3000
 

ALSのガイドラインに関しては、非侵襲的換気療法研究会でガイドラインが出ています。
インターネットから検索して下さい。とても分かりやすいです。


どうやって、あげていくのか?
ケースバイケースだとは思いますが・・・。

でも、あえて聴きたかったので、聴いてみました。

「(神経筋疾患でのNPPVで)IPAP値を変更する際に、指標としていることは
 ありますか?」
「指標はありません。ありませんが、患者様が吸い足りないと思ったら
 1ずつあげています。」

そうですよねぇ~。

現在、私が伺っている患者様宅では、IPAP圧は原則1ずつ変化させています。
神経筋疾患では、基本的には一度あげた圧を下げることはないので、
実際は1ずつ上げていると記載するすのが適切かもしれません。

基本的には一度上げた圧は下げることはありません。
ただ、長期にNPPVを使用していく中では、下げることもでてくると
考えられます。

そんでもって、私はこの「吸い足りない」を疑っています。
本当に、適切な圧なのか? 
「吸い足りない」を何か評価する方法は、無いのか?

転職して8ヶ月が経過して、ちょっと分かってきたことがあります。
当たり前なことなんですが、覚醒時と睡眠時での換気パターンと換気量が
違っているんです。
そして、吸気不足を感じている時間を聞くと、
大体が朝方または昼寝の時なんです。

だから、神経筋疾患で長期NPPVを使用するもうひとつの要素には、
日中と夜間の圧力設定変更・・・はどうか?と思っています。
��これは、神経筋疾患だけに限定されることではないと思いますが・・・
 とりあえず、今 自分が関係している領域なものなので・・・)

で、少しデータが集まってきました。
何かの機会で、出しますよぉ~!!

もし、このブログを読んだ医療関係者の皆様・・・ 
機会があれば、挑戦してみて下さい。(←何をだよって・・・、いや圧力変更・・・を)

そんな設定ができるNPPV機器が出たって面白いですよね。
��0時00分~8時00分のIPAPは15とか・・・。

すみません。
今回の記述内容は、少しマニアックでした。
技士の方しか分からないかも・・・。





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