2006年8月19日土曜日

NPPV勉強会 in以前勤務していた病院

以前 勤務していた病院のスタッフから「NPPV勉強会依頼」が来ました。
って、昨夜 blogにも書いたのですが。

補足説明 : NPPV 非侵襲的陽圧換気療法 
      従来 呼吸不全には送管し、人工呼吸器管理が主体でした。
      現在は送管を行わない、マスクを使った換気方法があります。

      全ての症例でNPPVとはいきませんが、
      送管を回避すべく方法として全国の病院で積極的?に行われています。 


昨夜は
 良い子な自分「午前中で急に訪問予定が入ったらどうするだい?」
 悪い子な自分「平気さ~。その確率は低いさ~」

なんて、考えていたら 本当に訪問予定が入りました。
やられた・・・。
しかし、この訪問は来週に控えたレスパイト入院の段取りなので、行かねば。
段取り7分 仕事3分 でしたっけ?
事前の打ち合わせができていれば、実際に仕事する量は少なくて済む。
無駄な事をしなくて済む。
個人的は、段取り8分 仕事2分になるように、事前打ち合わせに力を入れています。

話が脱線してしまいました。
元の話に戻ります。

勉強会は、呼吸ケアカンファレンスの一環で定期的に開催しているみたいです。
依頼の内容は「NPPVの概要と各スタッフの携わり方」時間は30分間。

��0分で話せる内容は限られてきます。
スライドを沢山作っても、伝わらなければ意味がない。
えっ昨夜 早く寝たんでしょ って・・・。すみません。寝ました。

メインテーマには、慢性期疾患へのNPPV導入を置き、
最近のガイドラインの中から一部を抜粋しました。
あっ あと、メーカさんから頂いた資料も入れました。

各職種別の注目すべきポイントも、記載しました。
NPPVガイドライン(日本呼吸器学会NPPVガイドライン作成委員会)は、
いいと思いますよ。値段もそう高くないし。
是非 ご参照下さい。


現在では、どの病院も呼吸ケアに関するチームが続々と誕生し活躍しています。

今回お邪魔した病院でも、呼吸ケアチームは活躍していました。
ただ、そのチームの中に臨床工学技士がいなかったのが残念です。

透析ばかりじゃなくて、病棟関係もやって欲しいなぁ~ 。


ここから下は独り言です。

それにしても、COPDの慢性期へのNPPV導入は大変です。
COPD急性増悪に対しては、NPPVのエビデンスは高評価なのになぁ。

やっぱり、COPDは疾患の特徴からNPPVで空気を押すよりは、
胸郭から圧を加えて呼気介助を主体とした別なモノがいいんじゃないかなぁ~。

アイ・エム・○○が販売しているRT-○ みたいなもので、慢性期COPDを
やるとどうかなぁ~。
あっ でも、この機械レンタル料が高いから、在宅は無理だ・・・。



補足説明 COPD 慢性閉塞性肺疾患
     
 上述では「COPDの慢性期」と記述しましたが、これだと「慢性閉塞性肺疾患の慢性期」?
 だって、COPD自体が慢性期じゃん。と言われそうですが。
 エビデンスに出てくる「COPD急性増悪」に対比して「COPD慢性期」と記述しました。
 本当は、「COPD安定期」なのかなぁ~。
 語学力がなくてすみません。

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