今回も内容は、全く臨床業務とは関係ありません。あしからず・・・。
以前勤めていた病院でのできごとです。
週末の午後から夫婦で休みが取れました。
なかなか無い事なので、ここぞとばかりに夫婦でキャンプに出かけました。
その時は透析室に所属していたのですが、念のため各病棟の師長にも
不在の件を伝えておきました。
透析室のポケベルは、毎日担当者が必ずいます。
この病院 透析関係がメインの為に人工呼吸器や輸液ポンプに関連する
病棟ME機器を管理する技士がいませんでした。
ちょうど私が入職し「病棟ME機器も技士が管理していく!!」準備時期でした。
病院を出る前に、念のため病棟のME機器数・人工呼吸器のスタンバイ数を
確認してから出発しました。
目的地はちょっと離れたオートキャップ場です。
キャンプ道具一式を車の荷台に押し入れ、買出しをしてキャンプ場着!!
携帯電話の電波は3本!!! すごいな携帯。こんな所でも電波は入るのか・・・。
夜は2人でキムチ鍋・・・。
この鍋系が楽なんです。材料を切って切れるだけ。
大人数でやるならバーベキューが楽しいと思いますが、
��人だと食べる肉の種類も限れますし。
で、キャンプを満喫し テントの中で 朝日を眩しく感じながら目覚めるはずが・・・
朝6時に携帯電話が・・・。
病院からの着メロは黒電話のリリーン♪ リリーン♪
その着信音を聞いただけで、病院からだとすぐわかるのです。
が~ん なんだ?この時間に病院からって・・・。
透析のポケベル持ちが出なくて、オレに携帯が来たか?
いやそれならば、主任に先に連絡が行くはず・・・。
寝袋から、手を伸ばし
「はい 」
「○○病院 当直医の○○です。」
えっ 当直医からオレに電話か?
なんだ?呼吸器か? 「○○さんに使っている人工呼吸器なんですが、
熱いんですよ。大丈夫ですかね~。」
○○さんに使っている呼吸器は・・・ あっ F社のやつだ。
「大丈夫ですよ先生。それは、もともとタービン方式なので、
本体に若干熱を持ちます。」
「そうですが、けっこう熱いですよ。」
「『けっこう』ですか・・・」
熱に関しての感じ方は個人差多くあるからなぁ~。
念のため呼吸器ごと交換した方が、先生も安心するかなぁ~。
この早朝の時間帯だと、まだ夜勤看護師さんだけだから、
呼吸器の交換をするのは大変だよなぁ~。
そもそも なんでこの時間帯に呼吸器が熱いって気付いたんだ?
「先生、呼吸器の表示なんですけど、何かエラーは出ていますか?」
「エラーはでてないよ。アラームは鳴っていないから。」
「では、そのままで大丈夫です。もうちょとしたら、病院へ伺います。」
「ありがとう。 じゃ~ このままでね。」
「先生 電話 このままで 夜勤看護師さんと変わってもらっていいですか?」
「ちょっと待ってね。」
「もしもし、○○です。お休みのところすいません。」
良かった、よく呼吸器を理解している看護師さんだ。
「全然大丈夫ですよ。お気遣いなく。
で、ところでなんで この時間に呼吸器が熱いって話になったんですか?」
「それが、別の患者さんで急変があって、送管して人工呼吸管理になったんです。
で、ひと段落して たまたま先生が病室を一回りして たまたま呼吸器に手をあてたら
『熱いんじゃない』かって?」
「なるほど・・・ と、言うことは スタンバイにしておいた呼吸器を使用したって
ことですよね。」
「そうです。」
「わかりました。実は、今 キャンプ中でして・・・。
今から病院に行っても1時間は、かかります。
7時過ぎには着けると思います。何かあれば、携帯へ直接電話下さい。」
「キャンプの件は、申し送りノートに書いてありました・・・。すいません。」
えっ ノートに
ME○○さん キャンプの為に○日~○日まで不在 とか? 恥ずかしいなぁ~。
こうしてオートキャンプ場から、病院へ 顔に墨を付けたまま直行したわけです。
呼吸器の熱に関しては全く問題なく、先生に説明をして終了です。
人工呼吸器のスタンバイしていたものを使用していたので、
もう1台 回路を組み使用前点検をしてきました。
キャンプ中に電話が来て、病院まで行ったのは 今のところこの1回だけです。
いつなんどき 僕の仕事も一緒だね
返信削除頑張って下さい
��背番号3さんへ
返信削除古いブログにコメントを入れましたね。
このニックネームで分かるのは、地元の
連中だけですな。