2011年11月20日日曜日

県の呼吸リハビリテーション研究会へ出席する

第12回目の開催となる県の呼吸リハビリテーション研究会へ参加しました。この研究会には、以前からBossが世話人として参加しており、何年か前から私も世話人として参加させて頂いています。世話人の最大の特権は、自分が話を聴きたい講師を推薦できることです!!
この研究会の特徴は、10時30分~17時頃までの時間で、4~5演題の発表が組み込まれます。

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理学療法の分野からは著名なI 先生をお招きし、医療介護関連肺炎と呼吸理学療法について講義を頂きました。
とても楽しい講演で、質疑応答では質問させて頂きました。

ワークショップでは、チームでひろげる呼吸ケア -本県における呼吸ケアチームの現状と将来として6名の演者から自身の施設の現状について発表頂きました。
��時間30分確保していたワークショップ枠は、演者の先生方の熱意で押され、10分ほど延長して終了しました(^^;

基礎講座としては、小児気管支喘息の病態と治療と管理についてとして、大学病院の教授より講義を頂きました。ふと、、、自分は、喘息に関して ちゃんと講義を聴いた記憶がないかも。さらに、自分の子供は喘息ではないのですが、小児気管支喘息の特徴など、自分の子供がもし喘息になったら・・・と興味深く拝聴しました。

県内の新しい取り組みとして、県医師会で役員をされている医師から、当県に医療における連携の重要性-COPDを中心に-として講義を頂きました。現在県内ではCOPDの早期発見のプロジェクトが、試験的に始まっています。病診連携の重要性を感じるとともに、、、やはり、今後爆発的に患者が増えるのはCOPDであることを改めて実感。ちなみに、この演題の座長は、うちのBossでした。

そんなBossの結びの一言で
「医師がいなくても成り立つチーム医療の構築」こんな感じの言葉でした。
残念ながら、COPDの治療の最前線に立つべき、呼吸器内科の医師が突然増員する見込みはないようです。その場合は、コメディカルが中心のチーム医療がCOPDの包括的ケアを担うのではないでしょうか。

ちなみにワークショップの中で座長をされた先生のスライドの中に、グループとチームの違いについてのスライドがありました。みなさんは、グループとチームの違いについて説明できますか?
こんなことを書くと、管理人は分かっているの?と言われそうですが(^^;
私は、今まで漠然とグループとチームの違いを以下のように理解していました。

グループは1+1=2
チームは1+1=3以上+α

グループとチームついては、また今度(^^;

今日は沢山勉強になりました。


�� 余談 ~
今回の参加者は100名ちょっと。(たぶん世話人に含まず)
多くは、看護師、理学療法士。
��Eは、2名・・・ ワークショップの演者と私 Orz

県内に呼吸療法認定士を持っているCEは、沢山いるはずなのですが。
周知をしても、自主参加としては「0」だと寂しいですね。
先日の呼吸ケア・リハ学会でも正会員に含まれるCEの人数が
あまりにも少なく、びっくり。
��Eができる呼吸ケアについて、考えていく時期かと思いました。


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