2011年6月28日火曜日

NPPVの資料作成 IPAPmin・IPAPmax

今日はまず医療ネタです。
次に「クワガタ」ネタ書きます(^^;

さて、今月もあと少しです。
��年の半分が終わってしまいますOrz
��月は3つほど大きな勉強会の予定があります。
そのうち2つはNPPVに関連した内容です。

で、今資料を見直しているのですが・・・
今までIPAPmax・IPAPminに関しては、参考資料として
サーっと話して終わりにしていました。

多職種が参加する勉強会ではIPAPminやIPAPminの
細かい設定よりはModeに関係する話をした方が
良いと思ったからです。

しかし、最近 在宅NPPV機器は多種多様になってきました。
��PPVに関係する機会が増えた方もいるかと思います。
機器の中にはIPAPmaxやIPAPminを設定しない機種も
あります。
そんな呼吸ケアへのNPPVの浸透度が今までと変わってきている
ことを考慮して、今回はIPAPminやIPAPmaxについて
記載と思います。

��PAPmin(最小吸気時間)、IPAPmax(最大吸気時間)はIPAPの
作用する時間です。単位は「秒」です。
一般的には標準の設定でIPAPmin 0.6秒 IPAPmax1.7秒という
ように初期設定がされています。または標準では「OFF」の機器も。

最低0.6秒はIPAPが維持されますし、0.6~1.6秒までの間は
呼気トリガーに依存します。しかし、IPAPmaxの設定で強制的に
呼気になります。リークが極端に多い場合や、呼気トリガーが感知できない
場合にはIPAPmaxが作動します。
深呼吸をしたい場合には、IPAPmaxは邪魔です。

なんだ~ メンドクサイじゃん!!
おっしゃる通り、面倒なんです。
でも、この設定が必要な患者さんもいるのです。

拘束性胸郭疾患(肺結核後遺症)や喘息用の浅く早い呼吸の場合は
強制的にIPAPminを確保することで呼吸リズムを呼吸器側の方に
のせてしまいます。
うちのように在宅で、このような設定を行った場合は、こまめに訪問して
呼吸器の微調整を行います。
��PPVで呼吸筋疲労を改善する目的が、逆に呼吸筋疲労を増大させては
いけません。

と、言うことで今週の土曜日の資料と来週の資料には
��PAPmin・IPAPmaxが出ます。


0 件のコメント:

コメントを投稿