2011年6月9日木曜日

在宅人工呼吸器の長時間停電/大規模停電対策

今日はタイトルからして医療ネタです。
本日 車の走行距離は120km程度です。
どこまで行っているんだか・・・(^^;

今週東京電力から6月中は計画停電を実施しない旨が
発表となりました。
��月の発表では1日1回2時間程度とのこと。

既に当院の患者さん宅は、1日1回 2時間程度の停電には
対応済みです。
今は長時間停電/大規模停電に備えて準備中です。

とは言え、、、
この大規模停電/長時間停電が本当に発生した場合には
かなりリスクが高い。

いつ発生するか分からないこと。
いつ回復するか分からないこと。
この2つの条件が整うだけで、在宅人工呼吸器を使用中の患者さん、
さらに高流量で在宅酸素療法をしている患者さんは命が
危険になります。

在宅人工呼吸器に関しては、
・NPPVの方はマスクを外していられる時間がどの程度あるのか?
・外部電力でどの程度時間を稼ぐことができるのか?
・電気が足りなくなった場合の避難の目安
この最低限3つは関係医療機関と話をしておいた方が良いです。

酸素療法を併用されている方や間質性肺炎等で4L/分以上の
酸素を使用している場合にはもどうように
医療機関と相談しておいてください。

在宅酸素療法の場合、通常自宅に設置できる酸素濃縮器の
最大流量は7L/分です。
もし 自宅に置いてある酸素ボンベのサイズがMサイズの場合。
一般的な容量は約300Lです。
��L/分で使用した場合は1時間ちょとで空っぽになります。
��L/分で使用すると1時間持ちません。

��一般に在宅で使用されるMサイズボンベは各メーカにより容量が
ことなります。また充填圧力が150kg、または200kgで充填により
容量がことなります。おおよそ300L~400L程度です。


で、私は今日は何をしていたかと言いますと。
��PPV使用中の患者さん宅で長時間停電/大規模停電のシミュレーションを
してきました。
万が一 長時間停電/大規模停電が発生したら、
自動車用インバーターを使って電力供給をします。

画像


備えあれば憂いなし
だけど備えているだけでは、役に立たないかもしれません。
実践あるのみ!!

自動車用インバーターをご検討の皆様。
本当は、正弦波出力ができる高性能インバーターをお勧めいたします。

電菱 http://www.denryo.com/index.html

正弦波インバーター
http://www.denryo.com/inveter/sk/ds300.html

電菱のスタッフはとても親切です。
何度か電話で商品に関して問い合わせをさせて頂きました。

当院は6月中にハイリスクの患者さん宅での停電シミュレーションを
行います。
そんなことで、1日の走行距離が100kmほどに。

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