2011年6月18日土曜日

呼吸療法全般のプチ情報交換会

医療ネタです。
ず~っと前から企画していた呼吸療法全般の情報交換会は
震災対応で延期となり、、、
そのままズルズルと先延ばしになっていました。
このままでは、いつまでたっても情報交換ができない!!

思い切ってお昼休みにファミレスで情報交換会をすることにしました。

お相手は県内の医療機器メーカさんです。
メーカ担当者さんなのですが、色々な場面で一緒に仕事をさせて
もらっています。
ちょうど先週 呼吸療法医学会にも行かれたとのことで、
色々情報収集をお願いしてありました。

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最近の院内向けの人工呼吸器に関する話や
医療材料(人工鼻・カニューレ)に関する情報。

在宅医療では使用できない人工呼吸器(医療ガス配管がない)も
ありますが、急性期から在宅医療まで切れ目のない
医療を提供するには、個々の機器の特徴を知っておく
必要があります。

そんな中で盛り上がった話を一つ。
「どんなに良い人工呼吸器があっても、SIMVだけの使用だったら
 どの人工呼吸器でも一緒。」

私自身も入職した当初は、高額な人工呼吸器が良い治療効果に
つながると思っていた時期がありました。
でも、どんなに高額な人工呼吸器を使っても、SIMVだけならば
どの人工呼吸器でも搭載しているモードです。

患者さんの疾患や現在の病態、使用できる人工呼吸器の種類を
総合的に考えて担当する医療関係者とディスカッションできるといいですね。

学会のお土産を頂きました。
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秋頃から使用できるようになるようです。
��B560
すでに認可が下りている機種なので、臨床使用されている医療機関も
あるかもしれません。

が、当県ではデモはできるが、臨床使用は9月からと言われました(^^;

2 件のコメント:

  1. ��IMVについては、全く同感です。
    色々書き込みたいけど、個々の症例について述べるのはフェアじゃないので省きます。でも、高性能人工呼吸器・・・一寸羨ましいな。

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  2. ��きっちさん
    SIMVに関して共感頂けて嬉しいです。在宅医療に携わっていると総合病院のICUで使用されるような1千万円クラスの人工呼吸器とは疎遠です(^^;でも、在宅医療ならではの機材もあることから、楽しんで在宅医療に取り組んでいます。

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