2007年3月29日木曜日

コーディネイト失敗・・・

在宅医療に携わっていると、多くの関係機関との連携が必要になってきます。
どこかが、情報伝達の統括をする必要がでてきます。

多くはケアマネージャだったり、在宅療養支援診療所だったりします。
で、今回の例は、当院が情報系の統括をしていました。

では、「コーディネイト失敗」{%orz_a%} どうぞ・・・。

今月初めから在宅NPPVを行っている患者様。
在宅NPPVでは、診療所や訪問看護ステーション、ヘルパー派遣施設・・・
メーカーが関係してきます。

患者様本人や家族からすると、治療を開始すると 途端に多くの人が
出入りするようになります。

そこで、少しずつ本人・家族との顔合わせをしたり、訪問時間をずらしたりして
在宅環境を構築していきます。

今回の場合、人見知りをしやすいとの話を聴いたので、
初回メーカー訪問は顔見知りのスタッフがいる時に重ねようと思っていました。
この辺の段取りは、私がやっていました・・・。

で、今週 メーカーが訪問するにあたり、訪問看護のスタッフがいる時に
重ねようと思い時間調整を行いました。
メーカー、訪問看護側 双方へ私の方から時間帯と趣旨をメールにて連絡。

・メーカーには、物品の管理方法の指導依頼
・看護側には、同じ時間にメーカーが指導行くとの内容

が、これが甘かった・・・
訪問看護側からすると、自分のケア時間にメーカーが来て指導するので、
ケアが十分にできない。
こちらの意図は、知っているスタッフがいるときに、知らないメーカーが
訪問した方が、ストレスが少なくていいだろう・・・と。

結果 看護側・メーカー側 双方に不利益な内容となってしまいました。

いくつか確認が必要な内容もあります。
ただ、結果として 患者様に不利益であってはならない。
そして、今後チームとして各関係施設が携わる中で 
看護側とメーカー側が不仲になっては困る!!

この連絡を受けたのが、夜だったので すぐに各所にメールで
謝罪を入れました。

コーディネート失敗です。読みが甘かったです。
今回は幸いにも 双方の誤解はとけたようですが・・・。

今回の失敗を踏まえて、パスを作成を早めることにしました。
もともと自分の平成19年度事業計画の中にパス作成を
入れていたのもあるのですが・・・。

頑張ります。



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