2007年3月16日金曜日

血液ガスを測るのじゃ

今日は 1件 往診です。往診なので医師と一緒です。

今日は、血液ガス測定(以下:血ガス)が予定に含まれています。

院外での血ガスは、ハンディータイプの測定器を使用します。
この測定器 結構値段が高くて、
本体価格で軽自動車1台分ぐらいします。

購入を決める前に何社かデモしたんですが、
精度管理とコストパフォーマンスを考えて決めました。
��今度写真を撮ってきます。)

話を戻します。
今日は血ガスと同時に一般採血もすることになりました。

Bossが動脈から 採血・・・
採血の様子を見ながら、血ガスのカートリッジを開封。
測定器に入れてキャリブレーション開始。

キャリブレーションをしている間に、Bossから血液が入った
シリンジをもらう。

スピッツへ入れる・・・ 生化・血算・血糖 今回はBNPも。

スピッツへ入れている間に、キャリブレーション完了。
早速、血ガス測定!!

数十秒後には画面に結果が表示される。

が、 えっ??? pHとPaCO2の表示が「--」になっている{%orz_a%} 
こりゃなんじゃ{%gessori_a%}

考えている場合じゃない、モタモタしていると凝固しちゃう!!
速攻、次カートリッジ交換をして 再測定。

この判断には、一瞬迷いました。

本当は1回の採血で、血ガスデータも見たかった。
再度 血ガスのために採血をしてもらうのは いいのか?
抗凝固剤が入っていない一般シリンジでの採血なので、
時間が経過すると血液が凝固してしまいます。

ここは今残っている血液で、再度血ガスを測定することで
判断しました。
Bossも残っている血液で測ることを支持してくれました。

結果は 無事に測ることができました。
ただ、血ガスのデータとしては イメージしていた数値でなかったので・・・
ちょっと凹みました。

余談ですが 
私が臨床実習に行っていた病院で 先輩の技士から
「患者の血液は一滴も無駄にするな」と教わりました。
今でもそれは、守っているつもりです。
採血をする指定量が決まっている場合は、指定量きっかりで
採血してもらっています。
今回はスピッツ+血ガスだったので 生化の分を少し減らして
再測定に使用しました。



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