2007年1月26日金曜日

スキー場でのお仕事 その2 雪崩対策

医療とは関係ありません。あしからず・・・

スキー場ネタ 第2弾。
去年の「激務」に関して。

去年は、本当に大雪でした。

私の実家は、新潟県の豪雪地域です。よく実家の地名を言うと、
「2階の窓から出入りするほど雪が多く降るんでしょ?」と言われます。
今までは
「いやぁ~ そんなに多くは降りませんよ{%ureshii%}」
なんて言っていましたが、去年は本当に2階から出るほどでした。

それほど多く雪が降ると、スキーヤーのみなさんは
パウダースキー{%snow_a%}じゃ~ 最高じゃ~
と言うにちがいありません。

しかし、余りあるほどの雪は、パウダースキーを楽しむ次元ではありません。
一番の危険は「雪崩」です。

昨日のパトロールの一般業務で朝の業務を記載しました。
降雪が多くあった朝には、「雪崩対策」作業があります。

簡単に説明すると、コースオープンをする前に人工的に雪崩を発生させる作業です。
スキー場により雪崩作業の方法は様々です。
・人が雪崩を誘発させる方法
・火薬を使用する方法
・雪上車で雪崩を誘発させる方法

いずれも一長一短です。

去年アルバイトに行っていたスキー場では、主に人が雪崩を誘発させる方法を
とっていました。
スキー場に行かれる方、降雪があった次の日でコース外滑走のラインが
ジグザクに歩いたようになっているところは、パトロールが雪崩対策をした
箇所です。

よくあの歩いたような跡をみて、自分もコース外滑走をした!!と言う人がいますが、
違います。

昨年は稀に見る大雪で、毎日のように雪崩対策していました。
一晩に40センチとか60センチの降雪があると、間違いなく雪崩の危険性があります。

実際には、弱層テスト等も行っています。
興味ある人は、「雪崩」「弱層テスト」で検索すると出てくるはずです。


で、雪崩対策の作業に行くときは、気分が引き締まります。
それは、自分も危険ですが、自分の誘発させた雪崩が他のスタッフを
巻き込む可能性があるからです。

装備は、
・無線機
・ウェアの下にビーコン
 (万が一に雪崩に巻き込まれた場合に、自分の居場所を仲間に伝える発信機)、
・ザイル(ロープ)
・ゾンデ棒(これも埋もれた仲間を探すための棒)
・飲み物
・タオル

スキーウェアーのズボンは、スキーブーツのところで紐で結びます。
ウェアーの裾がまくり上がってくることを防ぐためです。

そして、どのように山の中に入るかを確認してから出発します。

ってここまで書いて、どうですか?
世の中いは、こんな職業もあるのです。

で、どこで 道を間違ったのか・・・
私は今 臨床工学技士をやってます{%tohoho_a%}








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