最近の人工呼吸ネタちょっと書きたいと思います。
一般の方には分かりにくい用語が多数含まれます。あしからず・・・。
先に一言でまとめるならば
「医師も看護師もリハビリスタッフも継続した勉強をしましょう!!」ってことです。
もちろん、我々も他職種以上に勉強をする必要があります。
さて本題です。
あまり「職場ネタ」を書かないようにNさんから言われていますので・・・
読んだ方は、
あぁ~ そうだよねぇ~ と共感してもらって。
翌日の朝には、忘れてください。
今年は暖冬。と言えども風邪をひく方が増えれば、病院受診者も増えます。
全体数が増加すれば、重症患者さんもチラホラでてきます。
重症肺炎などで人工呼吸器を使用するケースも増えてきます。
挿管して人工呼吸管理になる場合、当然ですが、ウィーニングがやってきます。
��00床の病院に技士1人Nさん。
Nさんからは多くの苦情が私に寄せられます。
今日はその中から、人工呼吸器に関する苦情の一部を掲載し
考えたいと思います。
「→」は私が思っていることです。
・挿管してから血液ガスを取らない。
→ 採血は侵襲を伴います。できるだけ採血は避けたいところですが、
必要最小限は必要かと思います。
・ネブライザーが大好きなスタッフが多い
→ いますよね~。痰が硬いというと、ネブライザーの指示を出す方。
でも適切な加温加湿がされているかを評価してますかね?
加湿加温不足で痰が硬くなっているのではないですか?
・患者状態を考慮せずに回路交換をする
→ 重症患者では、FiO2やPEEPを考慮して
回路交換がどうしても必要かどうかを検討すべきです。
・NPPVを使用しない
→ それって、心原性肺水腫なんじゃないですか・・・?
NPPVどうでしょう? エビデンスありますけど・・・
あっ そうですか・・・ 少し 様子をみるんですね。
・準夜勤帯に突然 設定変更する医師
→ 個人的には、24時間いつでも患者状態に合わせて設定変更すべきです。
が、現場はそうはいきません。
夜勤帯はスタッフ数が少なくなります。一般病棟となるとなおさらです。
準夜勤帯に設定変更する意味って?
ひょっとして夕方になってから患者を見に来たのか?
・Tピースを使用するウィニングが大好き
→ 抜いてもらった方が、いいかと思います。
・ウィーニング設定が意味不明
→ FiO2 よりもまずPEEPから下げたい方がいるようです。
しかも、PEEP「0」へ。
突然CPAPモード PSV 5 PEEP 3 へ数日様子を見る。
??? 何がしたい?
これらは、ごく一部です。
う~ん、大変ですよね。Nさんも。
聴いている私の方がイライラする内容もあります。
が、私は今は診療所勤務なので・・・
上述した内容と同じ立場で見ることはできませんが・・・。
影ながら応援してます。
千里の道も一歩からです。
せっかく、認定士に合格したのですから、
少しずつ仲間を集めましょう。
きっと、いつか呼吸ケアチームが必要になるはずですから。
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