2010年10月17日日曜日

患者さんの葛藤と向き合う

今日は医療ネタです。

ここ最近の話なんですが、病気の進行の中で
気管切開の選択を迫られている方がお二人います。

気管切開を行い、気管切開下人工呼吸器を選択するのか?
気管切開をせずに現在の換気方法をできるだ維持するのか?

NPPVが普及し、高性能化したことでNPPVを継続できる
時間は延長しました。
患者さんは 自身の今後について多くのことを
考えているのだと思います。

私は患者さんが「選択」をする過程の中で
出てくる質問に対してなるべくストレートにお答えしています。
頂いた質問に対しての回答が、本人やご家族にとって
厳しい内容だったとしても、自分の職責の中でお答え
できる内容に関しては説明するように努力しています。

患者さんやご家族の葛藤と向き合うことの難しさを
感じています。

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