2012年11月29日木曜日

サイボウズLiveによる地域連携を発表してきました

医療ネタです。

日付が変わってしまったのですが、11/28は隣県で地域連携の取り組み関して発表させて頂きました。

世話人の先生から指定頂いた内容は、当院での事例紹介を10分。それとパネリスト。当院の事例を基に隣県のクリニックでも同様の活用が始まりました。

過去のブログで記載しましたが、サイボウズLiveを利用した医療の地域連携では先行事例があります。

サイボウズLive 活用事例
https://live.cybozu.co.jp/casestudy.html

当院は、この活用事例に習い実践しています。
実践して分かることは、

良い事
1.情報共有が簡単にできる
2.事前情報を持って患者さん宅に訪問ができる
 以前は、自宅に置いてある連絡ノートを見ないと分からないこともあった。


悪い事
1.連携に参加できない医療機関が出ると、情報共有が欠ける


幾つかの連携事例と今回研究会の中から課題と解決策が見えてきました。
・検査結果などの数値はデータであり、医師の診断が加わると「情報」なるということ

・医療情報の取扱いが法整備されつつあるが、未だ不十分。

私の個人的な考えとしては、現行の法律の中では、サイボウズLiveを医療連携の一端に使用するには白黒はっきりできないということ。
運用する側のルールをしっかりと決めて使用する方が、患者さんに対してはメリットが大きいと考えています。

国のガイドラインとセキュリティーを満たす医療連携の方法も、もちろん重要です。これは「トネット」がとても優れいていると思います。このネタは近日しっかり書きます。

医療/介護/看護が連携する在宅医療では、サイボウズLiveのような小回りの効く、クラウド型の情報共有も十分効果が得られると思います。
来年の学会ネタは、これかな。



写真は研究会の始まる前の会場。夜遅くの会にも関わらず80名以上が参加されたそうです。

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