2012年11月4日日曜日

研修会報告 その1

今日は日曜日ですが、医療ネタです。
昨日は朝から晩まで1日呼吸ケアに関する研修会でした。
とても、濃い1日でとても勉強になりました。参加者は約130名ほど。



〇県内の呼吸リハビリに関係するワークショップ
5年前に実施したアンケートと、今回のアンケートを比較。県内の呼吸リハビリの現状について、病院の勤務医、急性期病院の理学療法士、在宅医療のから私。それぞれの立場から現状について、話が出ました。

一番印象だったのは『国家資格を持っていることが、提供するサービスの質を担保出来ているのか?』
一見呼吸リハビリと無関係にきこえるかもしれません。

つまり、理学療法士、臨床工学技士とう国家資格を持っているからと言って、全員が呼吸療法に従事しているわけではないのです。国家資格を持っていることが提供するサービスを担保できる時代ではなく、細分化して細かいニーズに合致したサービスを提供するには、学びの場や情報交換の場が必要である。



〇作業療法士により呼吸リハビリについて
呼吸リハビリと聞くと「理学療法士」とうイメージがあります。しかし、現在では作業療法士による呼吸リハビリもとても重要です。しかも、今回は在宅での作業療法士による呼吸リハビリです。こちらの講師の先生の招聘は、私が担当させて頂きました。ご活躍されていることはもちろん知っていたのですが、実際の臨床現場でのアセスメント方法や介入の考え方・・・。驚愕でした。

呼吸苦のある患者さんの行動パターンをしっかり分析して、行動変容に導く。
靴下を履く姿をみて、苦しくない方法を提案する前の段階として、なぜ、そのような方法で靴下を履くのかを考える。
アセスメント表の内容など、とても興味深く、気付きを沢山頂きました。


明日のその2に続く


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