2012年11月27日火曜日

ダメと言われても別の方法を考えるのが在宅医療!!

医療ネタです。

病気のため経口摂取が難しくなってくる患者さんは多数います。高齢者への胃瘻造設の是非はさておき、若くても病気で経口摂取ができなくなる患者さんは多数います。その場合、胃瘻が選択枝になります。

今回病気のため経口摂取困難に伴い、胃瘻造設を行った患者さん。入院中に色々な食べ物・飲み物が禁止となったようです。この本の中のものならば良いですと言われたらしい。。。市販の医療系食材ばかり・・・。

病院の方法を否定しません。それは、院内での食事管理も病院の仕事だからです。食べにくい物を提供して、誤嚥を起こした、気管に詰まったでは大変です。

ただし、退院後の療養生活は別。「出来ない」ではなく、出来る方法があるかを考えるのが我々の仕事。もちろん、リスクの話は本人・家族に対して説明が必要です。そして、リスクに備えた準備も必要です。

今回患者さんからは「ウナギが食べたい」とのリクエスト!!この課題に私達のチーム医療がどう応えるかが腕の見せ所。もちろん、リスクが高い場合には、断念しますが。やったるぜーこんにゃろーっ意気込んでも仕方がなく、現在当院には非常勤の言語聴覚士さんがいるので、ちゃんとコンサルトします。

チーム医療の展開しては、言語聴覚士さんにコンサルト。同日には実際に本人の希望する食べ物を準備。形状はこれから相談。訪問看護に同席依頼済み。吸引対応に準備してもらいます。自宅には排痰補助装置設置済み。これは私が対応します。

実際のコンサルトは来週なので、この結果は後日改めて。



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