久しぶりに金曜日の夜に勉強会に出席してきました。やはり乳幼児がいる核家族では夜間帯の勉強会への出席には、それなりの準備が必要です(^^;
今回のセミナーは、吸入療法に関係するものです。しかも「連携」がミソです。
通常喘息やCOPDの患者さんへ処方される定期薬の中には、吸入薬と言われる薬剤が入っていることがあります。この吸入薬が曲者なのです。ちゃんと患者さんが吸入薬を使えているのか?しっかり吸入できているのか?が課題になることが多々あります。
医療者側がからみて良く効くはずの薬剤なのに、患者さんからは効かないと言われることもあります。本当に効果がないのか?それとも吸入方法が悪いのか?
今まで医師が直接患者から話を聞くしかありませんでした。吸入薬の種類は増えて、2剤・3剤と併用することもあることから、医師の診察時間内で吸入状態の把握をするのは不可能です。
そこで、薬剤師さんの出番です!!
薬剤師が直接、患者さんの手技を確認・・・と、ここまでは結構やっている所が多い。今回のセミナータイトルにもあるように、大切なのは「連携」です。
医師から指導処方箋が出ることで、薬剤師が指導。指導結果を医師へフィードバック。
県内の実際の取り組みをみて、進んでいる薬局もあるな!!と実感したところです。
なんで臨床工学技士の私がこのセミナーに参加したか。
昨年の呼吸ケアリハ学会で、知り合いになれた薬剤師さんが講演されること。もともと、在宅医療の地域連携でお世話になっている薬剤師さんが多数いて、セミナーに参加されると予測していたから。やはり参加されていて、色々情報交換ができました。
さらに、臨床工学技士も呼吸療法の一環として、吸入デバイスの問題点などは知っていた方が良いのです。だって、NPPVしながら気管支拡張剤を吸入したいって言われたらどうします?薬剤の種類は?元のデバイスは?
とても刺激的な会でした。最近 薬剤師さんのフィリジカルアセスメントもやっている所もあるようです。在宅医療でのチーム医療に薬剤師さんが入ることで、さらに質の高いチーム医療を展開できそうです。
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