2012年7月30日月曜日

医療と消費税の増税は大きな課題

医療機関の消費税、「損金解消」を 「払いっぱなし」もう限界 - BIGLOBEニュース

詳しくは↑を読んでもらうと分かります。消費税が始まった当初3%でした。自動販売機で100円の缶コーヒーを購入すrために、103円ではなく、110円を入れなければならない理由が分かりませんでした。今の消費税は5%ですが、100円の缶コーヒーを買うために120円入れなければなりません。何かおかしくないですか? 8%になったら、130円になるのでしょうか。

そんな消費税ですが、医療業界でも大きな問題になっています。みなさんが体調不良で受診する医療機関にも、物品の購入に対して消費税がかかるのです。
医療費削減が言われる中で、治療に対しての金額は診療報酬で決まっています。一方物品に対しては、容赦なく消費税は加算されるのです。使用する医療物品に対して適応される消費税分を患者自己負担にして頂けると良いのですが、医療材料についても診療報酬で決まっているのです。
例えば、在宅人工呼吸療法で使用する人工鼻。これは、診療報酬では1500点/月と決まっています。つまり、1点10円の計算なので、1か月に15000円です。
さて、呼吸療法に従事している方、、、 人工鼻の使用時間は添付文章に記載されている使用期限は?多くのメーカが24時間を越えないことと書いてあります。1日1個。単純に考えると1個500円の人工鼻を使用すれば、1か月を30日で計算すると、ちょうど15000円です。
ここで消費税の計算をしないといけません。
もし定価が15000円(30個入り)の人工鼻を購入すると、15000円×5%=15750円
��日1個で計算していると29日分しか使えなくなります。これはあくまでも例えの話。

現実的にはメーカ側が診療報酬の材料費の金額を超えないように、価格改定をしてくれることが多いです。

私はここで消費税の増税の是非については書くつもりはありません。
医療材料にも消費税がかかることから、制度に対して見直しが必要なのではないか・・・

総合病院や大学病院クラスになると、年間で消費税だけで億単になるはずです。
消費税の増税とともに、医療機関が潰れる・・・なんてことのないように。

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