今日も医療ネタです。
最近NPPVを導入された患者さん。
往診の最中に、スタートボタンが押せないとのこと。
機種名を書くと シンクロニー2です。
本体側面にスタートボタンがあるのですが、
このボタンがご病気の影響もあり押せないようです。
オートスタート/オートストップ機能がある
オートセットCSへ変更する方法も提案しましたが、
��ossからはNPPVでしっかり換気をする指示が出ました。
確かにNPPV導入初期である今ならば、
オートセットCS(ASV)でもいいかもしれません。
しかし、長い目で考えた時に、呼吸回数、吸気時間など
細かく微調整でできる方が良い場合もあります。
では、押せないボタンをどうるか?
荒業は、ボタン周辺のプラチックの凹凸を削る!!
さすがにレンタル機器に、ここまでやってしまうのはまずい(^^;
そこで、手の平で押せるようにちょっとした工夫をしました。
見た目には問題があるのですが・・・(^^;
材料は、往診の時にたまたま持っていた、プラスチッククランプと塩ビテープ。
これで、ちょっと頑張ってもらって・・・
ボタンは仮止め状態です。
スイッチ関係なので、理学療法士さんとか作業療法士さんの方が得意かも
しれません。
ただ、今回は人工呼吸器ということから、私の方で対応しました。
今回の課題は「スタートボタンを押せること」。
停止の方法に関しては、うまく停止できない場合には、市販の延長ケーブルに
付いている通電ON/OFFスイッチで切ってもらうように説明しました。
このパーツですか?
それは、、、、 私の持っているガラクタコレクションの中から
組合わせました。
・アイスのスプーン
・胃瘻チューブの一部
・プラスチック板
・食器用すべり止め
priceです。(昔あった某クレジットメーカのCM)
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