2010年6月16日水曜日

小児へのCPAP治療

今日は医療ネタです。

ここ最近 睡眠時無呼吸症候群で
当院を受診される方が増えています。
当院としては、簡易検査機器が間に合わずに
追加購入したほどです。

受診される方の傾向が少し変わってきており、
若い女性で「いびき」が気になる方や
小児の方もいます。

一般的に小児領域の睡眠時無呼吸は扁桃腺が
大きい事が原因の一つと言われています。
その為 小児科と耳鼻科、呼吸器科を有する
総合病院へ紹介することが多いようです。

突然ですが・・・
先日 当院を受診された小児にCPAP療法を
行うことになりました。
詳しくは書けませんが(^^;

今回blog上に記載したかったのは、
小児向けのインターフェイスが限られていることです。
私自身小児へのCPAPは経験がありません。
��成人へのCPAP導入は数を数えていませんが・・・
 最近めちゃくちゃ多いです)

そこで、この導入の話が出た時に直ぐに
当ブログへコメントを頂いている「きっち」さんへ
相談のメールをさせて頂きました。
きっちさん本当にありがとうございます。




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「NPPVのすべて」のページ数までご指示頂き教えて頂きました。

いくつかのマスクを準備しました。
キャップタイプのヘッドギアも準備しました。
その中の一つ。

画像

既にCPAP、NPPVでマスク管理に携わっている人から見ると
この写真を見ただけでマスクメーカとヘッドギアメーカが
違っているが分かります。
これが現在の問題点でもあります。


もう少し詳しく・・・今回準備したマスクの種類はこちら
画像

ミラージュマイクロマスク サイズ:スモール


画像


写真左が標準的なウルトラミラージュⅡなので、
一回くらい小さいマスクです。


CPAPに限らず NPPVでもインターフェイスは重要です。
小児領域でも使用できるマスク種類が少ないことは
残念です。
各メーカには是非 乳幼児・小児領域で使用できる
スモールタイプのマスクの開発を継続して頂きたいものです。
あっマスクだけでなく、固定するヘッドギアもセットで
ご検討頂ければと思います。



今回の小児へのCPAP導入には 
気合が入っています。
自分が「親」になったからなのかもしれませんが、
診察室でのご家族の心配そうな様子を拝見していると
まさに「どげんかせんといかん」のです。



2 件のコメント:

  1. 小児といえば北海道の手稲渓仁会病院に小児NIVセンターがありますね。ここのDr.が昔ブログ書いていましたが…
    http://blogs.yahoo.co.jp/tdobata1977

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  2. ��akiraさん
    ご紹介頂きましたブログ、以前に誰かからアドレスを教えて頂き拝見しておりました。最近は更新されないので・・・ちょっと残念です(^^;
    同じ目的でネットサーフィンしていると行きつくサイトが同じってことですね。

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