2010年6月29日火曜日

入院拒否の患者さんを説得する

今日はモロ 医療ネタねです。

先週末に退院し、月曜日から訪問看護ステーションが
介入しているケースです。
当院へ往診の依頼があり、日程調整をして来ました。
当院の初回往診は今度の土曜日を予定していました。

が、訪問看護から連絡が入りました。
発熱・・・SpO2低下・・・ 頻呼吸・・・
Bossに報告すると再入院で仕切りなおしの指示が出ました。

確かに 今の状態で在宅療養に入る方がリスクが高い。
家族へ電話で指示をするも本人が拒否があるとのこと。

電話ではラチが空かないので、自宅訪問。
バイタル測定をしながら、今回の発熱の経過等を
確認しました。
本人は、今度入院すると退院できなくなるのではないかと
不安に思っているようです。
患者さんからすれば、やっと自宅に帰れたのに・・・と
意気消沈するところでしょう。

在宅療養では自宅で出来ることと出来ないことがあります。
しっかり治して早く退院しましょう!!と声をかけました。

結局 入院は拒否され、本日日中に再評価となりました。

う~ん 入院したくない気持ちも分かりますし、
本人の意思を尊重したい面もあります。
しかし、自宅で我慢し続けることのリスクも考えなければなりません。

とりあえず、私用のパルスオキシメータを渡してきました。

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