2010年9月9日木曜日

雨の中 通院に付き添う

今日は患者さんの通院に付き添いました。
患者さんの自宅に到着し、まず一言。
「すみません。私が雨男なので、台風が向かって
 来ています。」

事実 ここ数日の台風の軌道はおかしな程に
急カーブで関東方面へ向かっていましたOrz
幸いにも 移動の介護タクシーに乗車・降車する際には
小降りですんだので良かったです。

全ての患者さんの通院に付き添っているわけでは
ありません。
呼吸器を使用されており、移動のリスクが高い場合のみ
訪問看護と協力してお手伝いしています。

今回の場合 NPPVを使用している患者さんです。

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写真は介護タクシーの中です。

機種名書いちゃいますが、ViVO40を使用しています。
以前 blogで記載しましたがViVO40はNPPV専用機種であり
ながら内部バッテリーを搭載しています。
今回は試用のモバイルバックを装着し、
さらに外部バッテリー代わりにパソコン用UPSを併用しています。
��パソコン用UPSの使用に関しては、自己責任となります。


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写真は介護タクシーの中です。

写真の左側に写っているのは
外出の際に持っていく10mの延長ケーブルです。
意外と思われるかもしれませんが・・・
病院内でコンセントを確保することは大変なんです。
待合室で待機する場合に、ちょっとコンセント?コンセント?
なんて探すと自動血圧計で使っていたり、
何かが既に差し込まれていることが多いのです。

と、まぁ~色々書きましたが・・・。
とりあえず今回の通院 トラブルも無く良かったです。


ちなみにモバイルバックの評価ですが、
実は今回車椅子に搭載できなかったんです。
それは、UPSと併用させていることと、
移動で使用した車椅子が座位保持装置のような
大型車椅子でなかったためです。
ん~ 評価は またの機会になります。


6 件のコメント:

  1. 私もパソコン用UPSを補助電源として利用しようと考えたことがあるのですが、果たしてどの程度の時間使用できるのでしょうかね?UPSといっても大型のものから小型のものまでいろいろありますし、呼吸器のメーカーに聞いても教えてもらえないでしょうし。ね。
    実験されたことはありますか?

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  2. ��akiraさん
    まずはじめにパソコン用UPSのNPPVへの使用は
    自己責任となることを記載させて頂きます。
    実験しました!!詳細な設定は忘れてしまったのですが、確かS/T IPAP 15 EPAP 4 RR 12くらいだったと思います。使用したメーカはオ●ロ○のBXシリーズです。価格も高額ではありません。駆動時間は2~3時間と言ったところだっと思います。
    今現在はNPPV依存度が高い患者さんの場合には、帝人であれば医療用UPSの無償貸出し制度があります。またチェストのViVO40は内蔵バッテリーを搭載しています。
    今回の外出ではUPSを補助的に使用しました。
    参考になれば幸いです。

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  3. お返事ありがとうございます。
    こちらはレジェンドエアを使っているのでNPPVをしているのでバッテリーは内臓で比較的長時間持つのですが、たまに長時間の外出時などに切れてしまうことがあるのでUPSについて伺いました。純正の外付けバッテリーは高いですしね・・・。
    今回実験されたものは15000円ほどから買えるようですね。あと、安いUPSは波形が矩形波ですよね。どうせ内部で直流に変えていると思うんで大丈夫かとは思いますが。

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  4. ��akiraさん
    UPSから出る波形は擬似矩形波が多いようです。中にはバッテリー駆動時に正弦波形を出すUPSもあります。私が実験した感じですと、同じ容量のバッテリーでも正弦波で出力するタイプの方が駆動時間が短かったです。
    人工呼吸器へのパソコンUPS使用は、呼吸器メーカからもUPSメーカからも非推奨となります。使用の前には十分な説明が必要です。
    外部バッテリーがもっと安価であれば、こんな杞憂はないのですが(^^;

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  5. こんにちは。
    ViVO40ユーザです。TPPVで使ってます。
    外部バッテリーレンタル料が月8000円程度するらしいですね。やはり高いですね。
    モバイルバッグの話などまたUPしてください。

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  6. ��ViVOさん
    在宅人工呼吸器における外部バッテリーの問題はどのメーカさんも一緒かと思います。当院でも悩みの種です・・・。
    ViVO40さんが実際に使用している患者さんであると想定して以下の内容を記載しま。 
    始めに「私個人は現在のバッテリー問題は解決されなければならない課題だと認識しています。」そのうえで現在の医療保険の制度を考えると在宅人工呼吸器関連に携わるメーカ側が赤字になるような仕組みになっています。メーカ側の社会貢献的な部分により大きく助けられています。各メーカーの上層部と外部バッテリーの問題に関しては話をすると、個々の企業努力では限界があるとの話を伺います。やはり、医療保険の保険手数上で外部バッテリーの補助が入るような仕組みにシフトしないとレンタル料の個人負担になってしまいます。在宅人工呼吸療法に携わっている者としては、とても難しい問題と思っています。

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