2010年9月4日土曜日

「呼吸困難感」への挑戦

今日は医療ネタです。

TPPVであれNPPVであれ、人工呼吸器を
使用されている方が感じることが多いのが
「呼吸困難感」です。

この呼吸困難感の指標としては
・Borgスケール(修正Borg)
・ヒュージョーンズの分類
・MRC息切れスケール
なんかがありますが。

数値化することも評価の上では大切ですが、
実際に呼吸困難感は解消したのか?

今回このテーマをあげたのは
最近訪問している患者さんの自宅で
まさに「呼吸困難感」の訴えがあるからです。

詳細は記載できませんが、
臨床工学技士の立場からチーム医療に
携わることから、呼吸器の設定から
呼吸困難感を軽減できないか?がテーマに
なります。

落とし穴はSpO2や呼吸器に表示される測定値です。
SpO2で良い値が出ていても、呼吸困難感とは
関係ない事があります。
呼吸器に表示される測定値だけみていると、
アセスメントとして患者さんの呼吸状態そのものを
見落とす可能性があります。

と、調子の良さそうなことを書いておいて・・・
今 この患者さんの呼吸困難感の解決へ向け
取り組んでいる最中です。

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