2012年8月25日土曜日

呼吸ケア9月号「慢性呼吸器疾患の終末期ケア」に思うこと

今日は医療ネタ。

はじめに記載しておきますが、私はメディカ出版の関係者ではございません(^^;

呼吸ケア9月号の第2特集で取り上げられている「慢性呼吸器疾患の終末期ケア」。とても考えさせられる内容です。

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以下 私見を含めて記載します。

終末期ケアと聞くとどうしても、「癌」のイメージが強いは私だけではないはず。慢性呼吸器疾患にも終末期ケアが存在しますが、まだ何をやったらいいのか分からない状況なのではないでしょうか。
今回の特集では、主に病院側の立場からの執筆が多くありました。私は在宅側に多く加担していることから、慢性呼吸不全の終末期における訪問看護ステーションの重要性について、もっと書いて欲しいと感じました。

慢性呼吸器疾患のターミナルを病院だけで診ていくことは無理です。どうしても在宅で過ごす方も多くなるはず。訪問看護ステーションをはじめ、訪問リハビリ、ケアマネージャーの関与が重要と考えます。

私は今までの経験の中で終末期で困るのは、終末期の一歩前の状態です。それは、今その患者さんの状態が終末期に向かっているのか?終末期なのか?良くわからないことが多々あります。もちろん患者さん自身も自分が今後悪くなるなってことは考えたくもないはずで・・・。悪化を防ぐ為の次の1手の打つタイミングが難しいのです。

��手の中身は、訪問看護であったり、訪問リハビリテーションです。悪化してからではなく、悪化する前に動き始めます。介護保険の申請だったり、ケアマネの選択までお手伝いします。
えっ ケアマネまで?と思われるかもしれませんが、慢性呼吸器疾患を知っているケアマネに頼むことが、次の1手に繋がります。呼吸苦がある患者さんに「SpO2が95%あるから大丈夫」なんて言う、スタッフに任せてはおけないのです。95%あっても呼吸苦がある方はいるのです。

今日の訪問診療の中で慢性呼吸器疾患の患者さんに対して、訪問リハビリの導入時期であることを伝えました。まだ自分でできている、ここ数か月を見てきて、明らかな筋力低下、日常動作の異常が見られます。

今後COPDが爆発的に増加してきた場合、終末期ケアになる方が増えることが予測されます。今のうちに慢性呼吸器疾患の終末期ケアに関して、関係者と情報共有ができればと思います。

ん 読みなおしたら、文章がおかしな箇所が。。。まぁ~ブログなので勘弁して下さい(^^;




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