2011年9月14日水曜日

在宅NPPVの現状②

先日に引き続き 在宅NPPVの現状のその2です。
その1はこちら
http://snow-ce.at.webry.info/201109/article_9.html

○汎用型NPPVに求められている機能
ここで汎用型と記載したのは、最近病院内では
一般の人工呼吸器がノンベントタイプのマスクを使用して
��PPVが可能になったからです。
ここで記載する汎用型は在宅で使用できるNPPV機器と
させて頂きます。

色々欲しい機能はあるのですが、高機能になれば
本体価格が高額なりますし、内部構造も複雑になります。

最低限追加して欲しい機能としては以下の3つです。
・内蔵バッテリー
・アラーム設定項目を増やす
・アラーム履歴の閲覧


○一般病棟でNPPV導入する場合
在宅NPPVとは直接関係ないように見えますが、
NPPVを導入するために「入院」することも良くあるケースです。

人手不足が言われる病棟。医療機器メーカの営業の方が
NPPV導入時の経過を確認するのはとても難しいと思います。
さらに、一般病棟でのNPPV導入は神経を使うところかと
推測します。

そもそも、院内でNPPV導入がしっかりできれば医療機器の
メーカさんが病棟まで足を運ぶ必要はありません。
機材の準備だけでいいはずです。
実際は、機材を持ってきて一緒に導入しているケースが
見受けられます。

慢性呼吸不全へのNPPVの導入は適切なアセスメントが
必要だと考えます。
まずは本人が、苦しくない設定になっているか。
NPPVを使用中にも関わらず、眉間にシワを寄せているのは
何かしら問題があるはずです。
マスクがきつすぎたり、呼吸器と同調性が低かったり・・・。


0 件のコメント:

コメントを投稿