今日は19時より県技士会が主催する
酸素療法の勉強会に出席してきました。
講師は某メーカさん。
酸素療法と言うと、2006年に発売された
「酸素療法ガイドライン」を思い浮かべる方が
多いかと思います。
きっと看護部に1冊はあるはず!!
そんなことを思い出しながら講義を拝聴しました。
昔病院で勤務していた頃のトラブルを思い出していました。
・ベンチュリーマスクを使用するにダイリューターがそろっていないOrz
・なんだか見たこともないパーツがついている酸素マスクを発見Orz
笑い事のように記載しますが、笑い事ではありません。
事実 今回の講義では、送管チューブと酸素チューブを誤接続した
医療事故の紹介がありました。
また、臨床でよくありがちなトラブルが
酸素マスクを使用するのに医師からの流量指示が3㍑/分という
低流量である場合。
酸素マスクでは、自身が吐いた二酸化酸素を再呼吸することから
��㍑/分以上の酸素流量が必要とされています。
再度 医師の指示を復唱して確認して下さい。
と、まぁ~1時間30分の講義の後に質疑応答がありました。
ちょうど隣に座った先輩CEから誤接続に関係した内容で、
・酸素マスクのパーツや酸素チューブはフェイルセーフの観点から
誤接続できない構造、外れない構造にして頂きたい
まさにその通り!!
チーズホールモデルと一緒で、万が一何か間違いが起きても
事故に繋がらないような構造にして頂きたいです。
で、私の方から
・酸素マスク、リザーバー付きマスクに、酸素流量とFiO2の関係を
示す表を印字して頂きたい
と、要望させて頂きました。
酸素マスクの場合、印字する場所によっては顔の表情が見えない
こともありますが、リザーバー付きマスクならばリザーバーとういう
大きなキャンバスがあります。
「装着前にリザーバー内に十分酸素を貯める」や
「酸素流量とFiO2」の関係が表であれば、
ヒヤリハットを減らせるのではないでしょうか。
近年 大手メーカだけでなく、海外製品を主体とした
価格の安い酸素療法グッズを手がけるメーカが増えました。
価格面ではこれ以上の低下は難しいと思います。
安全向上の付加価値を付けて メーカブランドを確立して
頂ければと思います。
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