2007年2月3日土曜日

スキー場でのお仕事 その5 転倒金の恐怖

医療とは関係ありません。あしからず・・・。

スキー場でのパトロール業務ネタを記載しています。
興味ある方はどうぞ。



スキー場に行くと、ほぼ間違いなく パトロールスタッフがいると思います。
スキーウェアの背中に十字のマークが入っているはずです。
もしくは、リュックにマークが入っていたりします。
最近では、スノーボードスタイルのパトロールスタッフもいます。

私がアルバイトをしていたスキー場の1つでは、転倒金制度がありました。
今はどうなっているか分かりませんが・・・

つまり、1回転んだら○円といった制度です。
この○円がスキー技術によって変わってきます。

スキーの級や資格を持っていない人は、300円とか500円から
始まります。
最大1転びで2000円まであったような気がします。

この制度は、お客さんの前で転倒すると お客さんから見て
「このスキー場のパトロールは大丈夫なの?」と思われるからだそうです。
つまり、お客の前では転んではならん!!というお達しです。

我々医療従事者が患者様の前で、
「あれっ」とか「わからない」とか、不安にさせるような言葉や態度をしては
いけないことと一緒です。


と、格好のいいことを書きますが、パトロールスタッフにとっては
この「ひと転び」は大変です。

このルールには、もう1つ条件があります。
リフト下(線下[せんか]と言っています。)で転倒した場合は、×2倍。
スノーモービルを転倒させた場合は×4倍。

など、倍率があります。恐怖です{%saiaku%}

新人パトロールは お客さんがリフト乗車中に落とした手袋やストックを
取りに行きます。
この時にリフト下(線下)を滑るのですが・・・
未圧雪(「みあっせつ」:整備していない雪)の場所を滑って行くのは
けっこう大変です。
そんなリフト下、お客さんから見える場所で、転ぶようなことがあると
×2倍です。

私の転倒金は「1転び」 1400円でした{%gessori_a%}

ちなみにこのお金は、パトロールのお茶代や飲み会のお金になります。



0 件のコメント:

コメントを投稿