医療とは関係ありません。あしからず・・・。
先日は、雪崩対策作業の続きに関して記載しました。
今日は、その続きです。
スキー場のパトロール業務に興味ある方は どうぞ。
始めに山に入る前に、入念に打ち合わせをします。
だいたい、雪崩が発生しやすい場所は決まっていて、
どの辺りから攻め込むかも決まっています。
あとは「難易度」と「危険度」の問題です。
大きな雪崩が出そうな場所つまり、
風の吹込みがあり斜度が急で遮蔽物が無い場所では大きな雪崩が出ます。
何もしらずに、両足でフン{%exmark2%}と雪面に力を入れようなものなら、
自分よりも山側に亀裂が入っていき、あっと言う間に雪崩に巻き込まれます。
また、自分より下側または近くにスタッフがいる場合も危険です。
場所を確認して、フンと雪面を蹴るとグツっと鈍い音をして
亀裂が走っていき、雪崩が発生します。
大きな場合は、私が経験したところだと ひと踏みで
厚さ60センチ 長さ20mくらい 幅 20mくらいで発生します。
このままの雪崩がゲレンデまで到達すると ゲレンデが埋まっていきます。
当然 営業時間内でお客さんをゲレンデ内に入れてからでは、
この作業は出来ません。
一通りの雪崩対策作業が終了すると、雪上車(圧雪車)にコース整備を
してもらいます。
これでようやくコースオープンです。
昨年は、この雪崩対策作業が降雪量に対して間に合わなくなり、
無念なことにコースクローズをする日々が続きました。
パトロールとしては、せっかくスキー&スノーボードを楽しみにして
来てくれたお客さんの為にもコースオープンを!!と思っていました。
しかし、昨年は日中だけの降雪量が60センチを超える場合は
安全を優先してコースクローズを選択することが多かったです。
現場に出ていたパトロールの方から、上層部へのクローズのお願いをしました。
こんな作業が雪崩対策作業です。
朝7時頃から山の中に入っていて、
終了すると12時頃なんてこともありました。
このような作業をしていましたが、「危険手当」「大雪時は時給アップ」は
ありませんでした{%tohoho_a%}
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