医療とは関係ありません。あしからず・・・
スキー場のパトロール業務に興味のある方は、
どうぞ 続きをお読み下さい。
雪が降った翌日には、ゲレンデオープンをする前に
人知れず「雪崩対策作業」が行われています。
そんな雪崩作業ですが、
パトロールスタッフ全員で行く訳にも行きません。
だって、危ないですから{%exmark2%}
「ちょっとスキー滑れます」「今年からパトロール始めました」と言う方には、
雪崩に関する基礎勉強をしてもらってからとなります。
整地でスキー1級の腕前より、深雪・新雪でも転ばないで滑ってこれる
方がいいようです。
では、どんなことを勉強してもらうか・・・
大体は先輩から教わります。
○ゲレンデの名称
当たり前なことなのですが・・・
ゲレンデ名称とその中でも固有名称があるんです。
(たぶん、どこのスキー場でもあると思うのですが・・・)
今まで私がアルバイトしてきた2つのスキー場では、
こんな名称がありました。
・右宙(みぎちゅう) : 右宙返り。お客さんがオーバースピードで
右側へ転倒することに由来した名称。
・大ブナ(おおぶな): 何もないところにある大きなブナの木
って、そのまんまですが・・・
大ブナより下とか、上とかいいます。
・胃袋(いぶくろ):コースの形が胃袋のような形をしていることからの名称。
○リフトの支柱の数と位置
なんで、こんなことを覚える必要が?と思われそうですが・・・
「○○リフトの○番支柱の所から、山に入るよ」 と言われる。
○ビーコンの使い方
これが一番大事です。
万が一自分が、雪崩に埋まってしまった場合。仲間が雪崩に埋まってしまった場合
唯一助けることができるのが、ビーコンです。
写真が無くてすみません・・・
○ゾンデ棒
雪崩に埋まってしまった仲間を探すための棒。
フォーメーションつくり、雪の中にこの棒を突き刺していきます。
この練習も万が一に備えて必要です。
○雪崩に関する勉強
雪崩の種類と特徴。弱層テストの方法など。
○基本的なことですが・・・
救護術・ロープワーク・スノーモービルの運転、、、
こんなことを勉強しながら、山に雪崩対策作業に入っていきます。
えぇ~ こんなことを学んで、私は臨床工学技士になりました{%hurrah_a%}
余談
もし皆様の職場で、勤務時間中に行方不明になる方がいるようであれば、
ビーコンはお勧めです。
��名以上で捜索することで、ほぼ追跡できるでしょう。
あっでも、院内はコンクリートばかりだからなぁ~。
ちょっと追跡は大変かもしれません。
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