2012年10月24日水曜日

災害対策は地味な作業なのかもしれません

昨日で新潟県中越地震から8年が経過しました。犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈りいたします。中越地震の翌日が私の結婚式でした。だから、決して忘れることはありません。

災害対策って、とても地味な作業だと思います。それは「災害」が発生しなければ全く陽の目をみないからです。もしかすると、今進めているプロジェクトは、何も発動しないまま経過するのかもしれません。でも、その方が良いのです。

現在 市の保健師さんの相談を頂いたことをきっかけに、在宅療養患者の個別避難計画の素案を作っています。昨日、保健師さんから素案のVer2が来ました。今 目を通しました。ベースは東京都の個別避難計画を当県に当てはめています。って書くと語弊がある(^^; あくまでも主体は保健所の保健師さんです。私は自分の所の患者さん対応で手いっぱいです。

個別避難計画書と言っても、対象患者が多すぎる。とは言え、保健師さんが作成している個別避難計画ではカバーされないケースもあるのです。・・・単純な話ではないようです。

今後素案をもとに訪問看護等の実務者側の話を進めていき、モデルケースで確認する作業になると思います。この辺は、保健所の仕事の範疇なので、私の方は、この個別避難計画書と患者個別の停電時対応マニュアルをセットにて、自宅に設置できるように準備を進めたいと思います。ある程度停電の対策のパターン化が出来てきたからです。

保健所が作成する個別避難計画で災害対策の概要。
個々の患者さん宅の事情に合わせた詳細資料として、停電対応マニュアル。
さらにサイボウズLiveで関係者で情報共有。でも停電時は使えないかも(^^;

これは、いつかどこかの学会で報告できれば良いと思っています。

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