本職は臨床工学技士なのですが、介護保険の請求業務も携わっていることから、日々介護保険も勉強中です。今年は医療保険と介護保険のW改定。
そんな介護保険の改定ですが、早速 4月から改定された新点数でケアプランが立てられています。そんな中、要支援で予防訪問リハビリに行っている患者さんの所で、問題が発生。それは、5週まである月は、第5週は予防訪問リハビリは中止とのこと。
さて、これはいったい何事か?事情も良くわからずに「5週目だけリハ中止」とは、サービスを提供している事業所としては、感じが悪い!!
色々調べてみると、4月から当地域が等級が変更になったこと、担当するヘルパー事業所が処遇改善加算を算定することが原因のようです。
介護保険は介護依存度に応じて使用できる「保険料の上限」が決まっています。使える金額の上限は変更がないのですが、地域等級の変更や事業所が加算と取ることで、患者さんの利用できるサービス量が低下することになります。
しかし、この問題の解決は簡単ではありません。介護職員の処遇を向上させなければ、サービスの提供そのものができません。介護依存度が大きく、使用できる保険料金に余裕がある場合には、患者自己負担が増えるという問題が出ます。一方で、介護依存度が小さく、使用できる保険料金が少額な場合には、今回の改定で利用できるサービスが減る、または自己負担が増えることが予測されます。
これ以上介護依存度を上げないための「要支援1・要支援2」の患者さんは、春の改定でサービス使用料が低下した可能性があります。当院は今回の例で5週間まである場合は、訪問リハに行けません。
自宅に行って訪問リハビリをした方が、コンディション維持に有効だと思うのですが、介護保険の点数が足りないために、サービスを減らし、結果入院のきっかけを作ってしまうのだとしたら、それは「矛盾」を感じます。
この問題は、簡単には解決できない問題だと思いました。
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