タイトルだけで事象が想像できる方は、臨床経験が豊富な方かと思います。
詳しいことは書けませんが、今週 バックバルブマスクが大活躍するトラブルが発生しました。バックバルブマスクは、準備してあるだけでは駄目です。どこに置いてあるか知っていること!! 当院は多くが人工呼吸器を設置している台にぶら下げています。(もしくは、設置場所が決まっています。)
そして、バックバルブマスクは、使えないと意味がありません。
今回迅速に対応して頂いた訪問入浴サービスの看護師の方を大絶賛です!!
バックバルブマスクと言えば、先日医療事故が発生したばかりですね。病院の場合、一度使用すると消毒をする必要から分解・組み立ての工程が必要になります。その後に必要な作業が、点検です。在宅の場合は、同一患者さんにしか使用しないことから、ディスポーザブルタイプのバックバルブマスクを準備してもらっています。当院の場合は、私が往診に同席した際や、訪問した際にバックバルブマスクの点検をしています。
もしかすると使わないかもしれないバックバルブマスク。でも、どうしても必要な時に使えないと致命的です。設置してあるだけでなく、使用できる状態にあること、関係するスタッフが使えることが必要です。
皆さんの医療機関に設置している赤い救急カートに眠っているバックバルブマスクは大丈夫ですか?
古めのバックバルブマスク。
分解清掃の一例
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