今日は医療ネタです。
既にご存知の方が多いと思います。
昨年 薬事承認が通り、市場の流通するようになりました。
大分県の協和病院 山本先生がご考案されたシステムです。
私自身 直接お会いしたことはありません。
訪問看護ステーションの管理者さんから、教えて頂きました。
低圧持続吸引とダブルサクションの先生のBlogを拝見しながら
進捗状況を固唾を呑んで見守っていた次第です。
山本先生自身がHPを持たれており、
低圧持続吸引とダブルサクションカニューレについて
詳しく記載されています。
興味のあるかたは、是非 「Dr山本の診察室」
そんな、低圧持続吸引とダブルサクションカニューレ・・・
実物を取り扱う機会があるかなぁ~と思っていた矢先、
往診している患者さんから相談を頂きました。
おぉ!! ちょうど高研メディカルの営業さんと面会予定が!!
さっそく営業さんに事情を説明し、サンプルを送って頂きました。
どうやら、当県では某病院で1名の方がダブルサクションカニューレを
使用中のようです。
当院が2例か?
いずれにせよ、用途が限られていることから、
カニューレの販売数で都道府県別で大よその患者数が分かるはずです。
で、何がダブルサクションかといいますと
サクション1つめ・・・
これが、重要なポートなのですが・・・
上気道からの落ち込む痰、唾液、鼻水等の吸引に効果を発揮します。
決して気道からの大量の痰を吸引することが得意な「孔」ではないようです。
サクション2つめ
こちらは、一般的なカフ上部の吸引孔です。
全体像は、、、
通常の気管切開カニューレは尻尾が2本(上部カフ吸引、バルーン用チューブ)。
これは、もう1本尻尾がついて、計3本です。
さっそくこのサンプルを持って、本人・訪問看護スタッフに
説明をしてきます。
ここで 問題が・・・
低圧持続吸引器の本体です。
気管切開カニューレは、医療材料費の中で保険請求ができることから
神経難病の方の場合、多くは自己負担がないはずです。
��公費対象となるため)
ただし、低圧持続吸引器本体は各自治体の
日常生活給付という制度の中で補助金額が決まってきます。
これは、本人さんの年収によって自己負担額がことなります。
また各自治体によって、補助の金額がことなります。
ちなみに当院の近くの市町村の一つでは、
パルスオキシメータが給付対象となっていませんOrz
さて、これから 具体的な情報収集を進めて
低圧持続吸引とダブルサクションがしようできるように
話を進めて行きたいと思います。
ちなにみ、山本先生のHPによると、
高研ダブルサクションカテーテルで使用できる
平川プレートが準備されています。
あっ 低圧持続吸引とダブルサクションカニューレに興味を
もたれた方!!
全体図としては以下のようになるそうです。
気になった方は
お取り寄せ下さい。
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