2011年2月17日木曜日

病棟師長が代わると段取りも変わる!?

今日は医療ネタです。
誤解をさけるために・・・先に記述しますが・・・
決して看護師さんに喧嘩を売っているわけではありません(^^;

昨年末から基幹病院に入院中の患者さん。
いよいよ退院の方向で調整が進みはじめました。
数ヶ月前に病棟師長さんが代わったのですが、
実は未だお会いしたことがありません。

前師長さんはレスパイト入院・退院の際の
どちらかでお会いできることが多かったのです。
師長さんが代わってから、まだお会いできていません。

で、今回の入院の際には
「退院を前に院内で退院カンファレンスを開催する」が
前提になっていました。
在宅側のチーム(往診医、訪問看護、ケアマネなど)は
この退院カンファレンス後に退院直後で自宅で展開する
ケアプランを構築する予定でした。

しか~し 今週になって入ってきたメールで事態は一変します。
退院調整に介入頂いている保健師さんからのメールで
主旨としては「病院側では早めに退院を希望していて
早ければ今週末でも可」とのこと。

メール読んで速攻 保健師さんへ電話。状況の確認。
どうやら 退院に向けた話は、まだ家族は聞いていない、
訪問看護も知らないということは、ケアマネも知らない
、ケアマネが知らなければ入浴サービスも知らない。
介護タクシーも予約ができていない・・・。
退院できませんOrz

越権行為かもしれませんが、私の方から
「在宅側が整っていないので、今週の退院は無理と
 病院側へお伝え下さい。」
結局 来週の退院となりました。

前師長さんの時は、こんなことはなかったのですが。
きっと「退院」することと「多職種の在宅ケア」の連携が
イメージできなかったことと思います。
ベッドコントロールや入院待ちの患者さんがいるのかも
しれませんが・・・。
こちらも、退院後に訪問看護も行けない、うちも往診で行けない
なんて閑散たる状態でお引き受けするわけにはいきません。

職業上 訪問看護ステーションの管理者の方と話をする
機会があるのですが、突然退院になった場合でも
なんとか訪問看護ができる体制を組むことがあるそうです。
しかし、よほどの理由がない限りは、退院を延期させて
準備を整えてから望むそうです。
そりゃ~そうですよね。
��回限りのサービス提供ではなく、週の中で複数回訪問する
ことを考えると、スタッフの配置もありますし。

来週 退院 お待ちしております。
病院までお迎えに行きます。

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