2011年2月8日火曜日

研究会の報告

今日は研究会の報告です。
��月5日(土)は、Y県で開催された呼吸ケア研究会に
お招き頂きました。

参加者は172名
医師を筆頭に各コメディカル、ケアマネさんも
いらっしゃったようです。

後で聞いたところによると、毎年一般演題を数演題
行った後に、特別講演1演題をなているそうです。
今年は趣向を変えて、特別演題2つ。90分×2。
しかも、臨床工学技士が発表するのは初だったそうです。
とても光栄です。

毎度のことながら、私がお伝えできるのは
在宅人工呼吸器の現状、トラブル実例、当院の取り組みの
��点セットです。
会場からご質問頂いた内容では、
・在宅人工呼吸器において訪問看護スタッフに技士の立場か
らみて気をつけてもらいたこと。

・在宅でNPPV導入について、実際の導入方法について
注意している点について

・患者情報の共有化の方法について

中でも世話人のお一人で、病院の院長からご質問頂いた
内容には解答に苦慮しました。
「当院でも臨床工学技士が数名勤務しているが、
 在宅呼吸ケアの対象患者が少ない。
 講演を聴いて、実際に在宅に行く必要性を感じるが
 効率面ではどうか?」

現行の診療報酬制度の中では臨床工学技士が
在宅呼吸ケアに携わっても、点数が付きません。
もう一歩先を考えると、もし点数が付いたとしても
「効率面」を考えると技士の人数が少なく、対象患者も少ない
場合には「非効率」です。
では「非効率」だからと言って、やらななくていいか・・・

一瞬 色々頭をよぎりました・・・
私がどのように解答したか、一言一言は忘れてしまったのですが
・非効率であることは間違いないこと
・地域で呼吸ケアに従事できるシステムの構築が必要になること
・当院の課題でもあること
この3点をお伝えしたつもりです。


今回研究会の向けてスライドを作成する中で、
うちが今後取り組まなければならない課題も多数見えてきました。
この5年間は多くのトラブルの実例が在宅でも存在していることが
分かりました。
こちらも 一歩先に進んだことをやっていかなれければ なりません。
具体的にどの程度リスクを低減できるようになったのか。
数値化していかないと、なららい時期なのかもしれません。


��0分・・・ 長かったです(^^;

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