2011年2月23日水曜日

乳幼児や子供の無呼吸

今日は医療ネタです。

��3.comのニュースで気になった記事を発見。
2/18の毎日新聞の記事です。

一部を抜粋させて頂くと


子供の無呼吸症、サイン見逃さないで 
2011年2月18日 提供:毎日新聞社

滋賀医科大付属病院の睡眠呼吸外来には、
年間約250人が受診する。そのうち約1割は乳幼児や
学童期の子供だ。中年男性に多いいびきだが、
同大睡眠学講座の宮崎総一郎教授は
「寝ている子供が出すサインを見逃さないで」と注意を喚起する。

親や学校が注意すべきサインはいくつかある。
最も顕著な例は胸の変形だ。
無理に呼吸を続けると胸の中央部がへこんだり、
突き出たりする。
宮崎教授は「いびきがひどいなら、パジャマの胸を開いて
寝ている様子を5分間ほどビデオ録画し、耳鼻科医に見せると
診断しやすくなる」と助言する。


◇子供の無呼吸症の主なサイン◇

 ■夜の症状

・寝息が荒い、いびきをかく、睡眠中時々息が止まる

・いびきに伴い胸がへこむ

・寝返りが多く、おねしょや多量の寝汗をかく

・睡眠中、突然せきこむ

 ■昼の症状

・いつも口を開けて呼吸している

・イライラしやすく、怒りっぽい

・遅寝、遅起き、昼寝が長いなど睡眠・覚醒のリズムが狂っている

・飲みこみに支障がある、食事に時間がかかる

・育ち盛りなのに体重や身長が増えない



当院は睡眠時無呼吸症候群の診断・治療に取り組んでいることから
小児の無呼吸症例も少しですが経験があります。
個人的には、小児の無呼吸とCPAP療法の関係について興味があります。
それは、扁桃腺摘出当の外科的手法で改善できない場合、
��PAPを試す価値があるのではないかと思っていること。
それと、成長に合わせてデバイス(CPAP機種、マスク)を選択する必要が
あることから、専門的な知識が必要と思っているからです。

当院も睡眠時無呼吸の症例が増えるにつれて、小児の症例を
担当する機会が増えるのではないかと予想しています。
どんと こ~い!!と言えるように、勉強したいと思います。

あっ一般論からすると、小児・乳幼児の睡眠時無呼吸は
小児科・耳鼻科・呼吸器が在中している総合病院を受診されることが
よいようです。

ちなみに うちの子の睡眠中の呼吸の様子を観察すると
いびき・無呼吸はないようです。
ただし、寝相がとても悪い!!

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