2011年10月7日金曜日

某病院の在宅酸素の算定にイラっとする

久しぶりにイラッと来ました。
今日は愚痴ネタです。

一般の人からすると分かりにくい医療保険制度・・・
日本は全員医療保険制度なので社会保険に入って
いない方は、国民健康保険への強制加入となります。
そして診察代金の1割~3割を支払うわけです。
色々な事情で自己負担が0割の方や、一部自己負担が
ある方まで様々です。

在宅人工呼吸器や在宅酸素療法では、管理料を算定して
いる医療機関が、患者さんに対して請求をします。

少し前から当院の外来受診している患者さん。
某病院で在宅酸素の導入となりました。
当院からは、人工呼吸器の導入が好ましいと判断があり
NPPVの導入がありました。

ここで問題が、、、某病院から酸素の指示が、当院からは
呼吸器の指示が・・・
通常、人工呼吸も酸素も同じ医師から指示がでます。
酸素の指示だけ違う病院の先生から出ていると、
NPPVと併用させるときに面倒になります。

と、いう事で 私の方から某病院の連携室へ電話。
酸素療法の算定も当院で一緒にさせてもらえるように相談。
相談室から、酸素療法の指示を出した医師に確認。
医師からはOKをもらうことができました。

私から家族へ電話を入れ、呼吸器の使用料金も酸素の
使用料金も当院でまとめて支払うことができることを連絡。
ふぅ~ これでOK~♪ 

と、思ったら・・・ 今日の日中に、某病院の会計と患者さん家族
から電話が。
ちょうど不在の時だったのですが。
家族の話では「病院から酸素の使用料金を請求された」とのこと。

えぇ~ 先日 いや結構前に、この話は決着しているはず。
さっそく病院に電話を入れ会計の担当者に事情を説明。
そんな請求しない連絡は受けていないとのこと。
何!! そんな病院内の連携不足のことなんて知ったこっちゃないぞ!!
結局今回は病院側では算定しないことになりました。

ついでに今後このようなことが発生しないために、どうするか?を
聞いてみました。
すると・・・
「財務部の方にも連絡をしてもらえるようにお伝え下さい」

他施設の院内連携についてまで面倒を見る気はありません。
何も答える気もなく「分かりました」と言って電話を切りました。

最近は会計部門を外注に出している病院もあるようです。
別に外部業者さんが悪いわけでもありません。
通常の業務連携だと思うですが、、、どこかが、抜けてしまうと
今回のようなことになります。
一番不安な思いをしたのは患者さん・ご家族であり
直ぐに電話を入れお詫びしました。

2 件のコメント:

  1. ヒヤリハット・・・いや、事故報告書ものですね。
    患者様と呼ばせるような変な接遇をやる前に、このような事をしっかりするのが本来の接遇だと言いたいです。
    あれっ、私も愚痴が入っちゃった(苦笑)

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  2. ��きっちさん
    実はこの話の続きが、今日ありましたOrz
    某病院の財務から電話が来たのです。
    その内容に絶句です。
    続編をこれから記載します。
    本来の院内業務が不十分で、接遇だけ
    よくてもダメだなと思った次第です。
    人のふり見て我がふり直せ!!と今回の
    事例を教訓にしたいと思います。

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