2011年10月5日水曜日

コミュニケーションツールの停電対策

医療ネタです。
震災から半年が経過し、当院では在宅療養されている方の
停電訓練を行っています。
気管切開下で人工呼吸器を使用している患者さん数名に
ついては、既に「停電訓練」終了。
今後はNPPVで呼吸器依存度が高い患者さん宅で
停電時の対応を復習します。

で、タイトル。
コミュニケーションツールの停電対策。
生命維持装置である人工呼吸器ばかり気になるところですが、
患者さんからすればコミュニケーションツールも重要です。

一般的に知られている「伝脳心」はノートパソコンを使用する
ので、ノートパソコンの内蔵バッテリーを使用すれば良いだけ
なのですが・・・
実際には色々なスイッチを使うことがあります。
このスイッチがコンセントから電力供給を受けてる場合には、
パソコンが動いても、スイッチが効かないことになります。

スイッチの消費電力って・・・
こんな時は、ドラ○もん~
「訪問看護ステーションの管理者さん
から頂いた、消費電力が表示されるコンセント」

画像


何もしなくても25W程度。
スイッチ操作の瞬間値で35W程度のようです。

今回の患者さんは、自宅に某メーカのパソコン用UPSが
設置してあります。
UPSの予測稼働時間と今回の消費電力を比較しても
最低でも1時間程度は稼働させることができそうです。

大切なのは停電時した直後にコールボタンが押せること!!
今回はパソコン用UPSへコミュニケーションツール一式を
接続することで対応しました。



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