2010年7月23日金曜日

最近の業務内容は「よろずや」傾向です

今週は業務ネタでいきます。

本職は臨床工学技士です。当然ですが(^^;
昨日のように呼吸器関連の勉強会で
話をさせて頂くと
「今日は臨床工学技士の業務やってるぜ」となります。

それとは別に在宅医療に携わっていることから
地域連携絡みでの相談を頂くこともあります。
そんなわけで、今日のタイトル「よろずや」です。

お世話になっている訪問看護ステーションの
管理者の方から良くこんな話を伺います。
「最近現場に出る機会が減ったんだけど。
 相談頂く電話は減らないんだよね。
 でも、よろずやを誰かがやらないといけないし
 その中から業務に繋がっていくことがあればいい」

なるほど~と思っていたら、最近私が「よろず化」して
来ました。
最近頂いた相談ネタ

・COPDの家族会はないですか?
突然 総合病院の地域連携室から電話来て
「この近辺にCOPDの患者会がありませんか?」
そこでハッと気が付いたのですが、無いんです。
正直に現状に関してお伝えをしました。

やはり、地域ごとに どこかが中心になってCOPD関連の
情報発信をしなければなりません。



・カフアシストの導入相談
難病を担当されている保健師さんから連絡を頂きました。
カフアシストの導入をどのように段取りをすればいいか。
当院が往診していればいいのですが・・・
往診していません。
そこで、信頼できるメーカ担当者へ直接電話。
保健師さんへ連絡を入れてもらうようにしました。



・NPPVの設定
これまた 当院が往診で伺っていないケースなのですが・・・。
直接患者さんを診ていないので、ピンポイントでどの設定が
好ましいのか分からないのですが・・・。
伺った話から想像すると、NPPV導入時の初期圧としては
低そうです。
��PPVの設定圧は、NPPVガイドライン等でも具体的な
数値が示されています。
私個人的な考えとしては、NPPVを使用している時に
呼吸が楽になる設定を目指せばよいと思っています。
��慢性呼吸不全の場合・・・ 急性期はそんなことを
言っていられないと思います)

と、言うことで NPPVを使用していながら
呼吸補助筋の胸鎖乳突筋が動いているならば
設定を変えた方が良いとお伝えしました。



・往診の相談
これまた突然 今まで連携を取ったことがない
総合病院の地域連携室から電話が来ました。
往診の相談ということで色々話を伺い、こちらからも
話をさせて頂きました。
今回はお断りする方向で話が進んでいます。
��もちろん Bossに確認してあります)


全く 臨床工学技士の業務と関係なくはありません。
最近 地域連携って面白いと感じています。
色々な医療機関が協力することで可能になることも多々あります。

そんな訳で 電話対応が多くなりました。
トイレに入っている時は出られません・・・ あしからず。



・呼吸器の設定について

2 件のコメント:

  1. 在宅で使用する人工呼吸器等の医療機器に関する知識は臨床工学技士の「おはこ」といえる所だと思われるので、在宅に導入する場合は臨床工学技士の積極的な関わりが重要だと思っています。しかしまだまだケアプランを作成する方達等に臨床工学技士の業務が知られていないことが現状ではないかと思います。地域連携を通して私も臨床工学技士の業務をアピールしていきたいと思います。

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  2. ��shoさん
    コメント頂いた通りです(^^; 私達がケアマネージャーさんの業務内容を十分に知らないのと同様に、ケアマネジャーさんからしてみると臨床工学技士とはなんぞや?という方も多くいます。
    地道な作業ではありますが、地域連携等を通じての情報交換、顔を合わせてのミーティング等が必要だと実感しています。

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