2013年3月13日水曜日

みせかけの個人情報保護よりも患者情報の共有を!!

医療ネタです。愚痴ります・・・ ご了承ください。

訪問診療でお伺いする患者数の増加に比例して、私の携帯電話が鳴る量が増加します。これは完全に正の関係になります。着信音を情熱大陸にしていたのですが、鳴りすぎて情熱が燃え尽きそうになるので、ピタゴラスイッチのテーマ曲に変えました。

最近面倒なのが、介護保険で訪問リハビリに伺うケースです。医療施設からの訪問リハビリテは、介護保険を使用して、訪問看護ステーションからの訪問リハビリは患者条件によって異なります。特定疾患や人工呼吸器を使用している場合には、医療保険で訪問に行くことができます。でも、うちは医療施設なので、特定疾患だろうが、人工呼吸器を使用していようが・・・介護保険です。

介護保険には予め限度額が決められていること。要支援と要介護では、取り仕切る管轄が異なること。要支援の場合、市町村の地域包括支援センターが管轄となります。ケアマネだったり、保健師さんだたります。この段階で、既に「ケアマネ」でない。つまりマネージメント経験がないかたが、担当だったりします。

そして、患者情報の問い合わせは市町村の介護高齢課。市町村からのメールでは患者個人の名称は伏せられており、包括支援センターからのメールは個人の名字が記載されてきます。すでに個人情報の位置づけは、ごちゃ混ぜで、統一したルールは無い?

今回、介護高齢課の栄養士さんが患者訪問をしてくれたとのことで報告の電話をくれました。私は思わず、メールか書面で頂けませんか?と言いました。報告を頂けることは、大変ありがたいのですが、訪問診療対象者 20名以上の個々の報告を電話でもらっていては、処理しきれません。するとメールではちょっと・・・という雰囲気だったので、書面で郵送にしてもらいました。

郵送だと、こちらが情報を受け取るまでにタイムラグがあります。でも、まぁ~仕方がない。私が聞き漏らして、言った言わないのことになるよりはマシです。

要支援で包括支援センターが入って、市から栄養士さんが栄養指導に行ってくれるなら、COPD患者の包括呼吸ケアとしてもっと推進すべし!! 報告書の内容を楽しみに待ってます!!

 

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