2013年3月11日月曜日

3.11から2年。災害対策を見直す

医療ネタです。
「3.11」という表現だけで東日本大震災が分かるほど、3.11は浸透しました。2年が過ぎました。ここ数日は東日本大震災に関連したテレビ番組が多いですね。

あの日は金曜日でした。私は非常勤の医師と一緒に訪問診療へ出ていて、ちょうど車で移動している最中でした。

東日本大震災で多くの尊い命が犠牲になりました。私たちはこの経験を次の災害に生かさなければなりません。

最近当院の在宅患者さんの災害対策を見直しています。見直していると新しく気付くことも。例えば、在宅酸素療法で使用する酸素ボンベ。この酸素ボンベの酸素充填作業は、停電時はどうなっているのか?3.11後の計画停電の際には、停電時は酸素充填ができないとのことでした。さっそく、酸素の会社に電話。
1社は、停電時は充填作業ができない。ただし、予備のボンベは多く準備しているとのこと。

もう1社も停電時は充填作業はできない。近隣の充填可能な営業所と連携を取るとのこと。

なるほど、、、これだけでも、新しく分かった貴重な情報です。

未解決な大きな課題も・・・。
一人の患者さんには複数の医療機関や医療機器メーカが入っています。もし大規模災害が発生した際には、誰かが患者さん宅に確認に行きます。でも、その「確認に行った情報の共有」をどうやって行うのか・・・。

未だに行政側との連携の壁も打破できていません。神経筋疾患等の特定疾患の管轄は、保健所。そのため、災害対策の個別避難計画の作成は保健所が中心となります。しかし、特定疾患でなくとも、24時間人工呼吸器を使用中の患者さんはいます。その場合、管轄は市町村になります。

今回 市の保健所の要請に協力して、個別避難計画の草案作成に携わりました。この草案で作成した避難準備シートを当院のスタンダードにしてしまおうと思っているのですが、これも「市の草案」なので、市外の患者に使っていいのか良く分かりません。(現在確認中)
我ながら、効率が悪すぎる。県のスタンダードにして、ご自由にお使い下さいの方が、良いと思うですが。許可がでれば、当院のHPへPDFとWordでUpできないかBossと相談したいと思います。

公助での連携を構築するのは、まだまだ時間がかかります。まずは自助を中心に見直しを進めたいと思います。

愚痴を書いても始まりません。忘れた頃にやってくる・・・では困ります。私たちは、次の震災に備えなければなりません。






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