2010年4月2日金曜日

Trilogy100をデモする

新年度に突入しました!!
張り切って平成22年度を突っ走りたいと思います。

今日は医療ネタです。

Trilogy100(トリロジー100)をデモしました。
本当は先週に説明会があったのですが、
私が急遽欠席してしまったために・・・すみません。
メーカさんには2度手間をかけさせてしまいました(^^;

画像



本題です。
今回は機器名称は丸出しです。
メーカHPはこちら 

注:私はふぃりっぷすの回し者ではございません。


と、前置きが長くなったところで・・・
大きさや重さに関してはHPを見てください。

個人的に注目しているのは3点
・アクティブ回路/パッシブ回路
アクティブ回路は呼気弁を使用するタイプの回路です。
現在は市場に出ているアクティブ回路は再利用タイプの
呼気弁ですが、近日ディスポ回路もでるそうでうs。

注目はパッシブ回路です。もともとリークポートをもつNIVマスクでは
呼気ポートを持つコネクタを必要としません。
しかし、TPPVでカニューレを使用している場合でも
呼気ポートを持つコネクタを回路に入れることで換気が可能です。
つまり、呼気弁を使用しない形になります。

画像


呼気弁を有する回路はディスポーザブルでも金額が
高額になることから、パッシブ回路を使用することで
コスト削減が可能です。


・主設定/副設定
医療者側で先に2つの設定をすることができます。
これで使用する時間帯で設定を変えることが可能です。
昼用・夜用でもいいですしね。


・バッテリー
内部バッテリー/外部バッテリーが標準セットです。
外部バッテリーと言っても、本体外装へ収まります。
しかも、バッテリー自体に充電量を表示するLED付き。

取り扱い説明書上では3時間となっていましたが、
��時間の時の設定値が分からないので、実際には短かったり
長かったりすのでしょう。


と、ここまで書いておいて・・・
実際に臨床使用していないので、細かいことはまだ分かりません。
臨床使用する機会が将来出てくると思いますので、
また記載いたします。



2 件のコメント:

  1. うちの高専賃(難病専門)に入居しているALSの患者さんが3日前にTorilogy入れました。今まではLTVを使っていたんですが、夜間呼吸器の音が気になって眠れず、BGMをかけて寝ていたんです。その点、パッシブ回路では圧センサーがなくなったことでごちゃつかず、そしてLTVよりも静か。アクティブ回路にしてしまえば、まったく呼気の音がしません。とりあえず、で試したパッシブ回路でもBGMなしで夜間眠れているので本当によかったと思います。
    また充電機能に関しては、内部バッテリーと外部バッテリーを合わせて(設定による違いはあるようですが)6~8時間ということですよ。
    モニター表示も日本語で(若干おかしいところもありますが笑)わかりやすく、何が原因でアラームが鳴ったのかなどログとして残るので対応もしやすいです。
    今のところ問題なく、使いやすいです。

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  2. ��まっきぃさん
    貴重なコメントありがとうございます。
    既に臨床でTrilogy君は活躍しているのですね!!
    うちも1台NPPVで使用することを前提にデモ中です。
    まっきぃさんから記載頂いたことで興味深い内容があります。パッシブ回路での音が意外と静かそうとのことです。私個人的にはパッシブ回路での呼気リークをさせる音が気になるのではないかと心配していた所でした。
    またバッテリー駆動時間の情報もありがとうございます。モニターの日本語表示は、誰しも「笑」ってしまうところかと思います。
    当院ではGW明けにTrilogyのSDカード解析ソフトが届くことになっているので楽しみにしております。またblogに記載します。

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