2010年4月17日土曜日

吸入指導の重要性を改めて認識!!

なにやら窓の外は白いモノがチラホラと舞っています。
もう4月も中旬なんですが・・・。
変な天気です。

さて今日は医療ネタです。
最近痛感したことを記載します。
それは、タイトルにあるように
「吸入指導の重要性を改めて認識」です。

閉塞性疾患等で処方される気管支拡張剤には
患者さんが自身で操作して「薬剤を吸う」作業が
必要です。

隣の市の呼吸器の先生が講演で
吸入指導の重要さを訴えていました。
私自身は業務の都合で自宅へ伺うことは合っても
実際に吸入している所に合わせて訪問はしていません。

先日 往診が始まった患者さん宅で、
Bossと一緒に吸入薬の使用状況を確認して
唖然としました。

ほとんどと言ってよいほどに、吸入できていません。
つまり、医療機関で薬は出ており、本人も吸っているの
ですが・・・ 吸うタイミングが合わずに吸えていないです。

おそらくこれは吸入薬を使用している多くの患者さんに
当てはまることなのかもしれません。
今回当院では、薬剤師さんに自宅訪問を依頼して
吸入薬の服薬指導をお願いしました。

皆様も可能な限り 患者さん自身に実際に
医療スタッフの前で吸入して頂くと良いと思います。
せっかく効果がある薬剤も体内に入らなければ
無駄となってしまいます。
下手な鉄砲数打てば当たると言われますが、
吸入薬は数を打っても気道内に到達しないと効果なしです。

是非 ご確認下さい。




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