2012年12月24日月曜日

連休中の緊急入院への電話対応

クリスマスを前に、私は長男を連れて雪遊びに行って来ました。
そんな中 在宅患者さんの一人が呼吸困難で緊急入院となる事態が発生。救急搬送となり、一時意識不明の状態でしたが、現在では意識が回復。まずは一安心な状態のようです。

今回の緊急入院をきっかけに改めて感じたことを2つ

〇訪問看護ステーションとの連携は重要!!
最近は可能な限りサイボウズLiveでの情報共有を心がけています。その成果もあるのか、今まで以上に看護側からの情報が入ってくるようになりました。

今回も深夜帯での急変時に対して、訪問看護スタッフが迅速に対応。救命に繋がったと確認しています。


〇患者本人に思いと医療者側の思いが一致するとは限らない
今回の症例では、患者さん本人に対して病気の進行に合わせて、今後呼吸苦が出る可能性があることをお伝えしていました。それは、医師や看護師からも何度も話がありました。

患者さん自身も多くのことを考え、治療に対しての考えもあることでしょう。

医療者側の思いが患者さん側と必ずしも一致するとは限らないのです。
延命治療を希望される方もいる一方で、延命を希望されない方もいます。


入院先の病院からは呼吸器の設定に関しての問い合わせがありました。私の方からは現状の設定を報告し、電話で聞いた血液ガスのデータから、在宅で使用している設定では役に立たないことを伝えました。急性期呼吸管理へシフトチェンジしてもらうように伝えました。

在宅人工呼吸器の基本は、慢性期呼吸不全の安定期での使用であり、今回のような急性期には急性期の管理があります。

昨日夕方にはご家族から電話を頂き、現在の様子や今後の課題について話をしました。連休明けには病棟へ面会に行って来ます。

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